内容説明
隣に座った女性は、よく行く図書館で見かけるあの人だった……。片道わずか15分のローカル線で起きる小さな奇跡の数々。乗り合わせただけの乗客の人生が少しずつ交差し、やがて希望の物語が紡がれる。恋の始まり、別れの兆し、途中下車――人数分のドラマを乗せた電車はどこまでもは続かない線路を走っていく。ほっこり胸キュンの傑作長篇小説。観客動員90万人突破の大ヒット映画の原作がついに登場。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
海猫
2659
連作短編ながら終わったと思った話が続いていたり、後の方で別のエピソードに繋がっていたりなど構成が絶妙。文章や内容も良い意味で軽みがある。阪急電車は時折乗るので情景が浮かぶのも地元の強みか。実際ここまでドラマチックな出来事が電車の中でそうそうありえないだろうけどたまには読書をおいて車内の人に目を向けるのもいいかもね。2012/05/05
HIRO1970
2037
⭐️⭐️⭐️⭐️有川さんはまだ初心者です。関東人なので土地勘もありませんが、このお話は確かに面白かったです。(既読数が異常に多い訳が分かりました。)後書きで知りましたが僅か15分程の8駅の沿線だそうですが、みごとなドラマとなっていました。(素人目にも舞台や映画向きの作品だと思えました。)今後もし出張等でこの沿線を訪れる事があれば、必携の書となるのは間違い無いなと思えました。パラレルワールドが色々と創りだせそうなお話で続編は無いのかなと余韻の中で思う次第です。2016/03/22
mitei
1798
映画をみて原作を読みたくなったので読んだ。阪急電車今津線の日常的な人との繋がりをリレー形式でつなげて一つの大きな話になっている展開で複数の話をよくここまで繋げられるなぁと思った。私も阪急電車沿線住民なので電車に恩返し出来るように日々アンテナを張って周りを見てみたいなぁ。2012/05/09
遥かなる想い
1675
映画化されたし、面白いと評判の有川浩の本を初めて読んだ。物語は阪急今津線を舞台にしたささいな男女の物語集である。奇妙にクロスしながら、でも快い読後感を与えてくれる。映画では戸田恵梨香・中谷美紀・宮本信子が出演するらしいが、本を読みながらあの役は〇〇が演じるのだろうな…と思いながら楽しく読んだ。2011/04/30
ehirano1
1657
これは良いですね。この本自体が好きになってしまいました。連作短編ですが、各章の主人公たちがまるでリレーをするように駅ごとにバトン(話)を繋いでいき、宝塚線を往復します。上手い!上手過ぎる!! 同じ路線を旅し、同じ風景を味わいたくなりました。いつの日か必ず行こう、ゆっくりとした時間を取って。 2018/06/10
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