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内容説明
「プラットフォーム戦略」が企業の業績を分ける時代に入った。その意味と、勝てるプラットフォームのつくり方、横暴から自社を守る方法までを、第一人者が最新の理論と多彩な事例で解説する。
【主な内容】
Chapter1 世界最先端のプラットフォーム戦略とは?/Chapter2 ケースで学ぶ勝つプラットフォーム構築のための9つのフレームワーク/Chapter3 プラットフォームの横暴にどう対処するべきか/Chapter4 フリー、オープン化という「負けない」戦略 /Chapter5 日本企業復活への処方箋
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Kentaro
19
プラットフォーム戦略思考とは、「多様な考え方を理解し、顧客のニーズを把握するだけでなく、その場で問題解決を行う思考力をもった社員、自社の製品やサービスが満たしている『本源的な欲求』が何かを認識・把握し、顕在化していない次のニーズを予想し、国内外を問わず競合商品やサービスの動きを迅速にとらえ、IT化やグローバル化、技術革新の動きなどを正確に認識したうえで、それらを戦略として経営層に伝え、さらに企業の枠を超えたアライアンスを推進できるエバンジェリストともいうべきコミュニケーション力、人脈力をもった人材」だ。2019/05/04
ふろんた
6
まず、あまりの文字の少なさに驚いた。プラットフォームという「場」を作ることによるビジネスの概略が書かれています。企業戦略的にはあっさりしすぎて物足りないが、プラットフォームとそこに乗る顧客の考え方や戦略の立て方は、個人の仕事や生活に落とし込んで考えるとためになった。2012/02/15
めいけふ
5
10年近くプラットフォーム側だったので身にしみてよく分かることばかりでした。おさらいとして読んでおいてよかった。2014/05/18
Kazuya
5
2010年発行。もっと早く読むべきだったなぁと。サービスを提供しその対価としてお金を貰う。こうした当たり前の価値交換の方向性が大きく変わってきている。FBもGoogleMapもみんなタダ。しかしそれが拡大するに連れ利益は増えていく。そんな一見矛盾したビジネスモデルの裏にあるのが、このプラットフォーム戦略であると理解しました。もっと突き詰めて考えてみたいので、関連書籍をご存知でしたら何卒紹介お願いします。 212013/12/06
koji
5
最近の圧倒的な企業を見ると、FacebookしかりGoogleしかりやはりユーザネット―ワークの力で加速度的に栄える場を提供している企業が目立つ。その勝ち組セオリーを提唱するフレームワークとして、非常に納得性の高い書物でした。著書が元おサイフケータイ関係者という実学出身というのも好感。2012/01/08