軍事・防衛は大問題 東アジアの冷戦は終わっていない

個数:1
紙書籍版価格
¥1,650
  • 電子書籍
  • Reader

軍事・防衛は大問題 東アジアの冷戦は終わっていない

  • ISBN:9784492211861

ファイル: /

"Reader"および"Reader"ロゴは、ソニー株式会社の商標です。

内容説明

中国の軍事的脅威にどう備えるか――普天間問題で迷走を続ける日本。しかし、東アジアの冷戦は終わっておらず、中国の軍事的脅威は拡大している事実を忘れてはならない。日本人はなぜ軍事・防衛問題を忌避し、極端な平和主義に陥るのか。本書では、現実を直視できない日本人に、世界の軍事バランスの基本常識や日本にとってあるべき防衛体制のあり方を解説する書である。

目次

序章 普天間問題の本質―海兵隊の抑止力とは何か
第1章 東アジアの冷戦は終わっていない(二〇世紀の歴史の大原則;国家総力戦の過酷な結末;冷戦はヨーロッパで終了、アジアで継続)
第2章 中国は冷戦を続ける決意(体制はいつまでもつか;継続する抑圧体制と拡大する危機;中国は北朝鮮の制圧を考えている)
第3章 日本の軍事非常識―ドイツとなぜ違うのか(ドイツの地政学;軍隊の知的能力の違い;指揮官の能力にも差;根本的に異なる軍備に対する考え方)
第4章 平和ボケ国家からの脱却を(国家総力戦で国民を守った国、見捨てた国;人権も守られなかった日本軍兵士;軍事・防衛は日本の大問題)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

アブストラ

1
「韓国には米国陸軍の歩兵第二師団が駐留している。ところが、この歩兵第二師団は、仮に北朝鮮軍が休戦ラインを越えて攻め込んできた場合でも、自分たちに銃火が向けられない限り、戦闘行動に入ることは許されない。陸軍が戦闘行動に移るには、米国連邦議会が上下両院で、米国が戦争状態に入ったという議決をしなければいけない」「海兵隊の場合には大統領の命令一つ、つまりは議会の承認抜きで戦闘行動に入ることが許される」「命令が出て六時間後には、沖縄に駐留している米国海兵隊の戦闘部隊が韓国に到着できるのだ」2016/09/06

ゆっきーまうす

0
確かにそうだよね。と同意の一冊。東アジアで冷戦が続いているという感覚はなかった。徴兵で日本に再軍備など到底考えられない。ならば基地問題は?やはり平和ボケと言わざるを得ないのかもしれない。2011/09/11

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/659694
  • ご注意事項