角川ホラー文庫<br> 人間競馬 悪魔のギャンブル

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角川ホラー文庫
人間競馬 悪魔のギャンブル

  • 著者名:山田正紀【著者】
  • 価格 ¥638(本体¥580)
  • KADOKAWA(2015/01発売)
  • 2025→2026年!Kinoppy電子書籍・電子洋書全点ポイント30倍キャンペーン(~1/1)
  • ポイント 150pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784041446140

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内容説明

新宿駅の中央線ホーム。看護師の女がタクシー運転手を尾行している。一方、タクシー運転手は別の男を尾行していた。パドックを周回する競走馬のように互いを尾行し命を狙う4人の人間。ゲームの支配者は何者なのか。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

ペトロトキシン

16
設定としては非常に面白い。ガーゴイルによって与えられた特殊能力を使って繰り広げられる4人の男女の殺意の交錯。神々の遊びでなく、それは悪魔のギャンブル。最後の大穴は本当に驚きました。かなり反則な印象もあります。大穴というよりも、レース中に突然乱入してきた馬が他の馬をごぼう抜きしたような感じでしょうか。特殊能力は欲しいけど、ガーゴイルの駒となって遊ばれるくらいなら、平凡な人間を選びます。2012/07/08

山田太郎

12
全然ホラーじゃないと思う。うまいこと隠してたというかなんだか卑怯だと思った。もうすこし厚くてもいいと思う、ちょっと薄い。2010/08/13

魔魔男爵

10
悪魔に超能力を授けられた4人のデスゲームホラーだが、ミステリとして超能力のルールが明確で無いとあんまり乗れなかったが、ラストでそれも伏線であったと気付き、天才正紀に惚れ直しますた。まさか、ラストをアンフェアだと怒る人はいないよね?福本伸行の「カイジ」の鉄骨渡りレースを想起する人もいるかも知れないが、読者をアッと言わせる方向性が違うのでマジに比較しないようにw。2010/11/27

けいちゃっぷ

6
久々のマサキですが、やっぱいいわー。ガーゴイル(悪魔)が人間を馬に見たてての殺人競馬、というのが訳わからんが。あと「孤独」をもっとブレンドしてくれればサイコーだったかな。254ページ2010/07/27

ササキマコト

5
なんか……期待していたのと全然違いました。「デスゲーム×ダークファンタジー」とか書いてあったので期待したのですが、デスゲームっぽくもないですし、ダークファンタジーっぽくもありません。構成は見事だと思います。登場人物たちが密接に絡み合い、誤解と悪意に満ちていて、それなりに説得力をもって、あのラストに向かう。素晴らしい!決して面白くないわけではありません。むしろ、面白かったです。でもねー。デスゲームを期待して読んで、これはちょっとねー。2015/09/21

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