絵で見る十字軍物語

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絵で見る十字軍物語

  • 著者名:塩野七生【著】
  • 価格 ¥1,936(本体¥1,760)
  • 新潮社(2011/10発売)
  • ポイント 17pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784103096320

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内容説明

※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

現代にもつながるキリスト教vs.イスラム教、その対立の原点。聖地イェルサレム奪還のための遠征はどう始まり、どう戦われ、どう破綻したのか――。複雑に絡み合う歴史背景をわかりやすく解きほぐし、美しい挿絵とともに壮大な物語へと誘い出す。「ローマ人の物語」に続く待望の新シリーズ「十字軍物語」の第一弾が登場!※当コンテンツはタブレット端末など見開き対応端末での閲覧を推奨いたします。文字拡大、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能はございません。ご了承ください。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

119
塩野さんの本というよりも十字軍の絵を描いたドレの作品集といえそうです。塩野さんの十字軍の話がやっと文庫本で4冊になって出版されたのでそれを読む前にこれを読んで事前に情報を仕入れようと思いました。約100枚の絵を集めて見開きで塩野さんが解説してくれています。ドレの絵は聖書や神曲では見たことがあるのですがこれは初めてでした。十字軍自体500年にもわたるものであったということですが、あまり勉強したことがなく新鮮に感じました。じっくりと塩野さんの本を読んでいきます。2019/02/21

ヴェネツィア

78
全部で8回にも及んだ十字軍。これは、3巻ある塩野七生の『十字軍物語』の序幕。表紙にもあるように、この巻は全編をG・ドレの挿絵を用いて構成されている。ドレは『ドン・キホーテ』や、『失楽園』などで知られるが、ここでもなかなかの迫力と、あたかも見てきたかのような描写力だ。予告編としては、随分と贅沢なもの。2012/04/09

つーこ

55
『神の名の下に』『神もそう望んでおられる』なんて罪な言葉なのだろう。目に見えないからこそ、現実の生活がきついからこそ人々は神の存在を望む。そんな信仰の想いを利用して陽動した隠者ピエールが一番罪深い。『殉教者』となれば天国で幸せになれる。そんな淡い希望だけで過酷な旅をし、戦死や餓死した多くの人々。それが200年近くも続いたなんて、日本で平凡な生活をしている我々にはとても信じられない。ドレの描く重く暗い十字軍の絵画と塩野さんの分かりやすい説明文で、とても読みやすかった。2021/12/25

優希

42
『十字軍物語』を読んでいるので、絵で見ることにより、理解がより深まった感じがします。分かりやすい解説と、美しい挿絵が十字軍の世界を簡潔に物語っています。簡潔な内容ですが、これだけ読んでも十字軍については基本的なことは把握できるのではないでしょうか。非常に興味のある分野なので、このような形で読むことができてよかったです。2014/09/04

昼夜

37
聖戦とか自爆テロのいざこざがどうして起きてるのかの初歩的な疑問で借りてみたけどこんなに根が深い歴史があったとは思わなかった。信じる者は救われるというけれどほんとに救われたのか疑問。前から宗教は近づくとヤバいと思ってたけどこの絵を見てるとますます近づきたくなくなった。絵は見てるだけなら精緻て迫力があって凄いと思うだけに自分にはここまで信じられない、無理だって見てて読んでて拒否反応が強かった。2011/05/29

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