内容説明
世界に冠たる百万都市・江戸は高度で華やかな文化に満ち溢れていたが、悪知恵を働かせるしたたかな「悪党」たちが存在した。「悪」という切り口で見れば、義の人といわれる人物の悪の側面や悪党といわれる人物の意外な事績など江戸の真相が見えてくる!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
sibasiba
14
「婿殺しを企んだ白子屋お熊」は婿が生き残ってよかった。その後の記述はないけど今度こそ幸福な結婚して長生きしたと思っておこう。「鼠小僧」が四人の女房がいてその家を転々として10年も活動したというのが凄い。「江戸城御金蔵破り」少数だが成功例があるのが驚き。「日本左衛門」は大悪党過ぎて実在の人物とは思えない。自首の理由も不透明で謎、色々想像してしまう。「純情派辻斬り魔・平井権八」は自業自得なのだけど小紫との悲恋には涙。「鳥居耀蔵」は蛮社の獄の関連で知ってはいたが本当に酷い、憎まれっ子世に憚るで明治まで生きる。2014/02/19
ごきげん
2
平井権八の部分のみ読む。 脚色たっぷりであろう歌舞伎も観てみたい。2018/05/01
めぐみこ
1
歌舞伎で有名な悪人のモデルとなった盗賊や、幕府を操ろうとしたフィクサーたち、彼らはどんな人物だったか。創作世界の悪党は、実物よりだいぶ美化されていた。でも、実際の彼らが100パーセントの悪人だったのかと言えば、それは違う。業績のどの部分が歴史に残るのか、毀誉褒貶についても考えさせられた。2017/07/18
靖
1
歌舞伎などで有名な江戸の悪党を集めた本。実際の記録が芝居ではどのように脚色されていったかもわかり面白い。白浪五人男でおなじみの日本左衛門って実在した上、本当にスケールのでかい悪党だったというのが驚き。2010/08/27
love_child_kyoto
0
江戸・裏の歴史2010/11/06
-
- 電子書籍
- 貴族から庶民になったので、婚約を解消さ…
-
- 電子書籍
- 貴族から庶民になったので、婚約を解消さ…
-
- 電子書籍
- 貴族から庶民になったので、婚約を解消さ…
-
- 電子書籍
- あなたが抱いているのは私じゃない。【タ…
-
- 電子書籍
- 「思いやり」の心理(大和出版)