内容説明
「自治体行政学」とは、国の行政と自治体の行政を区別して捉え、自治体固有の行政課題について解決手法を探る学問である。現在の自治体行政が抱える様々な課題を取り上げ、とりわけ住民との関係にスポットをあてて分析した本書は、次代を担う自治体職員にとって必読の一冊!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヨッシー
2
◎ 事例もあり大変参考になった。2010/12/29
Joecalme
1
昨年の厚木での全国法務大会の販売で購入しました。交流会で金井先生にサインをいただいたのですが、思いっきり姓を間違えられ、線で訂正されています。「民主主義的体制の中の非民主主義的な主体」と民主的統制のあり方を貫いた「実録」として、自治体の事例を深く内側から検証されています。実務者には「行政あるある」と感じる部分が多いでしょうが、著者曰く「先進的でない事例」を取り上げているためで、行政職員以外の方が読むと内情が分かって新鮮だと思います(少し言葉が堅いですが)。民主的統制を改めて見つめ直すよい機会となりました。2012/04/04
かじやん0514
1
良書。学生・専門家向けという位置づけだが、自治体行政に興味のある市民も読むべき本。2010/08/07