いつかかなう夢

著者名：リズ・フィールディング【原作】/津谷さとみ【著者】

SBCr（2012/12発売）

• ISBN：9784596970886

内容説明

従妹の結婚披露宴でダンスの輪から外れていたマティは、そばにいた男性が気になり声をかけた。彼の名はセバスチャン。NYの銀行家だ。ふたりの会話は弾み、この場限りの話し相手には最高だとマティは思った。…そう、どんなに楽しい時を過ごせても男性に深入りはしない。それは自らの不注意で足に障害を負ったマティが決めたことだった。さよなら、ハンサムさん。その時、マティは思いもしなかった。まさか彼が、車椅子の自分と絶対デートすると決意していたなんて!?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ちゃろ]

再読。不慮の事故で下半身不随になってしまい心を閉ざしてしまったヒロインを一途な愛で癒し包むヒーローが素敵。

2018/05/16

[やまだ]

過去に不注意で事故に遭い恋人に捨てられて恋に臆病な車椅子のヒロインと、少し女性にトラウマのある優しいヒーローが出会うお話。とってもヒーローがいい人で、ヒロインの事を好きで理解したいと大事に考えてくれる過程や「君は」とは言わずに「僕たちは」って言うのが本当にあったかく優しい時間を感じて最後にヒロインが幸せになってよかったーとすごく感じました(*´∀｀*)。最後の事故のエピソードが15Pという短さながら辛く悲しくて、それを読んでからまた始めから読み返すとヒロインが叶えた夢に号泣してしまいます。

2011/11/14

[mtm]

過去の傷から中々立ち直れずに、どうしても自分の殻に閉じこもってしまう。車椅子での生活で自分に引け目を感じてしまっているヒロインに、ヒーローがゆっくりと時間をかけて愛を育んでいくところがとても素敵でした。最後の結婚式のシーンで、車椅子から立ち上がってみせたところでほろっと…。傲慢でなく、横柄でもなく、そんなヒーローが尚更好感が持ててお話も楽しんで読めました。

2015/05/30

[陸]

借。

2010/07/24