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内容説明
遠い遠い西の国に伝わる伝説の霊鳥スィームルグ。その息子たちに育てられた青年ザールの愛と冒険の物語。収録作品:霊鳥のお気に入り/霊鳥は大いそがし(前後編)/ヨナの受難
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
きじとら
9
ペルシア神話・ヘブライ神話をもとにしたファンタジー。緻密な唐草模様が印象的な表紙に惹かれ購入。雰囲気は好みだったのですが…物足りなさを感じました。絵本をそのまま漫画にしたような印象、と言いますか。例えば霊鳥のヒナ達と主人公との交流だとか、人間界に馴れていく過程だとか、話を膨らませられる箇所はいくつもあるのに、淡々とストーリーが進んでしまうのが惜しまれます。もっとゆっくりじっくり、彼らの日常を見ていたかったです。2011/02/07
びびとも@にゃんコミュVer2
7
表紙買いでした。中身はおとぎ話のように優しいお話。誰も悪い人もいないし、納まる所にパーツが納まるような心地よさのある話でした。2012/03/10
ぶっく
7
大好きな諏訪さん・・・こんなコミックスが出てることも知らなかった・・と思ってこのページを開いたら、読み友たちが皆さん読まれてました・・・そんな事にも気付かなかったんだな(爆)お話はふんわりした感じで優しくてやっぱり好みです・・・ちょっと殺伐としてるこの時期に読むには丁度良いのかも2011/06/19
こたりん
7
久々の諏訪さん。まず、表紙のタイトル、イラストの緻密に考えられたデザインにやられた。これをGO!編集センスもあるけど、勇気あるよ。内容は、神話を元にしたほのぼの話で諏訪さんらしさ満載だった。あまり悪い人がいないのも、よくもあり、確かに物足りなくもあるかな。このもう一味たりない小さくまとまってしまった感のある物語と地味で線の細い絵柄がいまいちメジャーになりきれない理由なのかなぁ。私はとても好きなんですけどねぇ。あと一皮むければ、この手の作品好き以外の一般のマンガ好きにも読まれると思うのがだ、余計なお世話かな2011/01/08
斑入り山吹
7
この人の作品は初めて読んだ。さっぱりした絵が好み。ザールのあまりの素直さに目が眩む。でもそれが許される。諏訪緑はなかなか気に入ったが、果たして中国歴史が元ネタの作品を、読む気になれるかどうか。(だって、どろどろしてるんでしょ、本当は!)2010/08/22