かくれ躁うつ病が増えている : なかなか治らない心の病気

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かくれ躁うつ病が増えている : なかなか治らない心の病気

  • 著者名:岩橋和彦【著】/榎本稔【著】/深間内文彦【著】
  • 価格 ¥1,047(本体¥952)
  • 法研(2013/08発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 270pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784879548009

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内容説明

すぐキレる、依存する、食べ吐き、暴言も…「とにかくブレーキが利かない」。不機嫌なのに高揚する気持ち、治らないうつ症状…。

目次

第1章 「うつ病」が治らない時代?―難治性の「うつ病」、「躁うつ病」が増えている
第2章 なかなか治らないうつ病は「かくれ躁うつ病」かもしれない―躁うつ病の正しい理解
第3章 うつ病・かくれ躁うつ病が増える理由―生きていること自体が体に悪い現代社会
第4章 躁うつ病と診断されたら―正しい治療を受けないと悪化する場合も
第5章 社会文化的(新型)うつ病と依存症(アディクション)は同根の病気
第6章 変わりゆくうつ病―外来診療現場から
第7章 職場復帰支援(リワーク)プログラム
第8章 周囲の人々ができること

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ミカママ

311
タイトル買いしてしまった本書、どうも違和感あるなぁと思ったら3人のドクターの共著であったか。新しい情報もあったけれど、いちばんの不満はタイトルのつけ方。本書の中にもたびたび出てくる言葉『気分(感情)障害について』とでもするべきだったろう。この著作もすでに数年前、古くなっている情報もあるのかな。薬の情報はためになった。2018/08/29

里季

42
そうか!やっぱり躁鬱なのか!とやっと認めることができた。治療薬の複雑処方の仕方は難しかったが、うつ病の仮面を取れば実は躁鬱、全く別の病気だということが詳しく述べられていてわかりやすかった。最後の方はどういう訳かうつ病に関してばかりで、やはりうつよりも躁鬱の方が研究が遅れているのかと思った。2020/07/05

Die-Go

35
図書館本。看板に偽り有りとまでは言わないが、特に後半は躁鬱のことよりもうつ病のことがメインになってしまっている。まあ、総合的に見たい方にはおすすめか。★★★☆☆2019/01/01

でんか

12
双極性障害(いわゆる躁うつ病)の本。鬱に関しては、社会的に認知されてきて、ある程度対処法が定まってきている気はする。この本では、本人も気がつかない「躁うつ」について述べられている。「鬱」だだけがクローズアップされてしまい、「躁」に気が付かれないままで治療が続く…なかなか治らない…という悪循環に陥ってしまう。著者自らも双極性障害を患っており、そのなかで、精神科的な治療薬の功罪についても述べられている。分かりやすい本だと思う。2018/03/03

ブルーツ・リー

5
「隠れ」だけではなくて、普通の躁うつ病についての解説も加えられていたところが嬉しかったです。 やや気になったのは新型うつについての記述。 もう9年前の本だから仕方ないのかも知れないけれど、新型うつに関しては、やや冷静さを保てないというか、医療の領域というよりも、気持ちの問題だから頑張らせるべき。みたいな記述があり、確かに新型の場合はそうなのかも知れないけれど、躁うつで、それも具合が良くない時にこれを読んでしまうと、やや精神的に辛い面もあり。 全般的には良識的な内容で、良書だったとは思います。2019/11/25

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