内容説明
深刻な経営難に陥っているヴァネッサのペットショップに、高級スーツに身を包んだハンサムな男性がやって来た。「君を家に連れて帰ることにする」水槽の金魚に話しかける低いささやき声に、ヴァネッサは背筋が震えるのを感じた。金魚を購入した客はミッチ・スチュワートと名乗り、その夜にはもう、二人は彼の豪華なアパートメントでキスを交わしていた。彼に惹かれながらも、早すぎる展開にヴァネッサが戸惑っていると、なんとミッチは、キスはしたいがつき合う気はないと宣言した。そのくせヴァネッサの店に融資をしたいと言う。施しのつもり? ヴァネッサは憤慨して部屋を飛び出した。■彼の申し出を突っぱねたヴァネッサに、それならばと新しいお客を紹介するミッチ。それはなんと彼の母親と妹で……。気ままな御曹司との恋に引き込まれつつ、彼の母親や、店じまいを迫る銀行と戦うヴァネッサの一生懸命な恋を、新作家R・グレイディが描きます。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
akiyuki_1717
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題名と内容に多少違いはあるものの、結局題名通りって感じ。ペットショップの経営に行き詰り融資先を探していたヒロインが、何だかんだ言って結局金持ちヒーローをものにしようとしたお話だった。あれだけ自分と住む世界が違うと何度も思いながら、ハッピーエンドにはなったけど、夫の交友関係との付き合いも出来ず、社交界に馴染めないままで、問題は解決しないままだったんだけど、大丈夫なのか?新人の作家さんらしいけど、内容に?と思うところがいくつもあった。2013/10/21
Mari
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★★☆2010/08/29