内容説明
清里のヤマネミュージアム館長湊秋作さんは、小さいときから虫をとるのが大好き。田んぼで泥んこになって遊んだ。今、ヤマネを研究しそこから人間をとりまく環境について研究や提言を進めている湊さんの思いには、そんな子どものころの体験が息づいている。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
yamakujira
4
学校教員のかたわら、ヤマネの研究を続けて、現在は山梨県のヤマネミュージアム館長を勤める在野の研究者が書いた自伝的なヤマネ研究の物語。すべての漢字にルビが振ってある子供向けの構成だけれど、大人が読んでも楽しめる。ヤマネがどんな動物かという生態に多くのページが割かれて、冬眠時の体温変化とか、鳴き声とか、好みの巣箱とか、おもしろい研究成果がたくさんあるけれど、ヤマネ研究への熱意と手法も興味深い。好きなことに没頭する在野の研究者の姿に、子供たちが夢を感じてくれるといいな。 (★★★☆☆)2017/06/18
さえ
0
ヤマネのことをほとんど知りませんでしたが、この1冊で、ヤマネが大好きになってしまいました。しかしモモンガ好きとしては、モモンガの登場場面にも、かなりテンションが上りました。この本が、子供向けに作られているところが素敵です。エピローグのメッセージは、どんな夢を持っている子供にも勇気をくれると思います。たくさんの子供達に読んでほしいなぁと思いました。 2015/08/21
ともまる
0
ヤマネが好きで読んだ。湊先生がヤマネの研究をするようになった契機や、小学校教諭となってからも子どもたちと共に観察・研究を続けていった様子がとても興味深かった。想像よりずっと南(熊野)にも棲んでいることに驚いた。在野の研究者の方々は本当にすごいとあらためて思う。また、ヤマネを含めた多様な動物たちの生息域をどう守るのか、実際に行動を起こし成果を上げていることも報告されている。冒頭に、主人公はヤマネと湊先生だとあったが、納得して読了。日高敏隆先生などがちらっと登場するのもミーハー心を満たす(笑)。2012/06/08
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