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内容説明
日本のどこかの道ばたにロシアンブルーがすてられていました。出会いをまちわびるうち、捨て猫は3びきにふえていました。だれも彼らをひろってくれません。ところが神様は猫たちを決してみすてませんでした。猫耳の帽子をかぶった無気力で無表情でブラブラしている若者が、3びきの新しい同居人、あるいはお父さんとなったのです。若者の名前は却津山春雄(きゃっつやまはるお)、通称・キャッツ。捨て猫たちと若者の熱い友情がきっとみなさんの胸をうつことでしょう。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
きなた
10
どこまでも緩い漫画で、ニヤニヤしながら読み終えた。爆笑はしない。でもニヤニヤしちゃう感じですごく好き。完全にカレー沢薫先生にはまっております。2017/05/21
きーさん
10
本当はタイトルを『メメント・モリシゲ』にしたかった…という作者のコメントのように、シュールかつシニカルなネタと、とことんシンプルな絵が魅力的。連載も面白かったが、単行本での「つなぎ」のコラムもまた面白い。なかなか独特な世界で、ハマる人とそうでない人の両極端になりそう。個人的にはネコなのに肉球の取り外しが可能で他人にあげたり売ったりできるというところがツボにはまった!時事ネタも多いので、新しい話から読んでも楽しめると思う。2013/04/26
みながわ
5
浪人大学生の生活をロシアンブルー三匹が支える話、というフレーズにピンときた人だけ読んでほしい。負け組の心のオアシス。私の一番好きな漫画。
いっち〜
5
キンドルの99円セールで売ってたので購入。元々日本で少し見たことあったけど、やっぱり面白い。まあ、基本はシュールギャグなので大笑いすることはないのですが、猫キャラの妙な可愛さや徹底的に静かにシュールな作風、が気に入っています。中でも3匹まとめての関羽は、妙に脱力感がある見た目や春雄に対してやけに健気なところがツボです。あと、変なところでネガティブな作者のコメントやあとがきもなかなか楽しいです。しかし、作者曰く「アシスタントとか必要ない。むしろ一人でも時間が余る」ということですが、本当なんだろうか。2016/05/22
セーラ
5
全身タイツを着た関羽がかわいいです。2015/12/15