内容説明
はたして、超お金持ち中国兄さんは、超極貧北朝鮮不良弟を更生させることはできるのか?
韓国語、中国語、英語を駆使して二国の関係を現地取材してきた著者は、北朝鮮問題の本質は中国だと主張する。
総論ではなくあくまで取材に基づいた本書は、謎の多い中朝関係をリアルにあぶり出し、激動する二つの国の関係を拓いて見せてくれる。
中国は北朝鮮を止められるのか?
なぜ、中国は北朝鮮の支援を止められないのか?
この本を読み終わったとき、答えは出ているはずである。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Haruka Fukuhara
3
2010年の本。北朝鮮に関しては何年も前からもう持たないと言われてるけど、なかなか目に見える変化がない。中国との関係もだいぶ悪化しているみたいだし、崩壊して難民が大量発生したり暴発してミサイルを本当に打ち込んだりしないかかなり不安。この本自体は冷静な記述でいい本だと思った。かなり関係者に聞きこんだり熱意を持って取材にあたった模様。2017/02/27
AKI
1
クソ面白いんですよねこれ。中国と北朝鮮の関係ってマジで一般的に思われてる「血の同盟」じゃないんで。中国は北朝鮮のことうざいと思ってるし、北朝鮮も中国に依存したら終わると思ってる。でもくっつかないといけないって感じかなー。2019/12/15
T坊主
0
本の内容ではありませんが、尖閣諸島の船長逮捕をきっかけに発生している一連の中国の報復措置。やっと本性を現してきましたね。菅、仙石社会主義政策内閣を試すように。2010/09/24