内容説明
光り輝くアイドル界、その裏には不穏な空気が立ち込めています…。日々猛スピードで消費されゆくアイドルたちの生オーラを感じに著者がイベントなどへ潜入を敢行。さらにインタビュー記事などの膨大な資料から、愛してやまないアイドルたちの真の姿に迫った、抱腹絶倒の傑作コラム集。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
GAKU
38
2005年刊行という古い1冊。当時活躍していたアイドル、有名人を取り上げたコラム。上戸彩、広末涼子、松田聖子等今でも活躍している人や、BoA、伊東美咲、t.T.U.u.等今どうしているの?といった人達も。著者らしい切り口で結構楽しく読めました。さらにdj honda、クリスチャン・ラッセン、押尾学なんて人達も登場してました。2024/03/09
たぬ
24
☆3.5 安倍麻美、伊東美咲、大塚愛、ソフィア・コッポラに稲川淳二、押尾学、ダライ・ラマ14世、氷川きよし、ペ・ヨンジュンなどなどなど33人/組が俎上の鯉に。加筆修正しているとはいえ2010年の発行だし元々は2005年に出ているから、「いたな~」「誰だっけ?」な人もいます。今では触れないほうが賢明な人もちらほら…。ま、懐かしい気持ちでかる~く読むコラム集ですね。全体的にエロネタ多いです。2023/03/31
Shinobi Nao
11
どうしてもこの人のことを「ナンシー関の後継者(勝手に任命、勝手に期待)」という目線で見て、比べてしまう。切り口は似ているし文体も同じような雰囲気なんだけど、キレが甘いんだよなあ。毒を吐くにしても、愛が感じられないというか、冷やかしの域を越えないというか。いいものもってるのに勿体ない、というのも勝手な老婆心。2015/09/03
猫丸
10
「著者リスト」から著者ごとの読了本一覧がわかる仕様なんですね。私の読んだ辛酸なめ子本は、これがちょうど10冊目であった。同じ10冊は中川いさみ、立花隆、半藤一利というカオス。冊数1位は29冊のナンシー関です。いつか辛酸なめこが1位の座に昇りつめるかもしれない。さてアイドルである。一から十まで他人の評価に依存する職業であるはずなのに、評価と無縁に泳ぐ人もいる。例にしては悪いが、例えば上戸彩。今まで彼女のファンという人に会ったことがない。岸田支持の人にも会ったことがない。この世の断絶は深い。2023/07/28
しげ
9
毒っ気が強く、下世話で面白かったです。大塚愛に対しての「aikoに恋の悩みを相談したら親身になってアドバイスをしてくれそうだが、大塚愛に相談をしたらいつの間にか彼氏を取られてしまいそう」にはツボをつかれすぎて爆笑しました。その感じわかる。わかりすぎる。2013/11/20