内容説明
『当遊園地はまもなく78年の歴史に幕を下ろします』初デートのほろ苦い記憶も、家族の愛しい光景も、懐かしい瞬間をすべて閉じ込めたまま。閉園間近の遊園地を舞台にラブヒスの西田俊也が描く感動の物語。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mr.lupin
61
閉園間近の遊園地でのファンタジー小説と思い込み読んでみたが、う~ん残念ながら余りそんな雰囲気は感じることはできなかった。ただただ淋しさが募るばかり。もう少し夢と希望があっても良かったのでは。☆☆★★★2018/05/15
た〜
11
もうすぐ閉園になる遊園地にまつわる連作短編。話が盛り上がるのかと思ったところで終了の繰り返し。2016/10/05
岡本匠
10
遊園地を舞台にした連作短編集。遊園地ものは、先日、「オズの世界」を読んだところだけれど、これは、廃業間際の遊園地の話。 所々懐かしい感じがするので不思議に思うと、どうやら私の実家の近くにあった遊園地を参考にしたようだ。 子供の頃よく行った場所で、小説の中の乗り物(今はアトラクションと言うんだ。昔は乗り物って言ってた。)も記憶に残っている。 古い場所には、もう行けないけれど、新しい場所にも行きたくはない。自分には遊園地はもう要らない。そんな風に感じた。2016/01/03
KEI
9
購入。今日マチ子さんの表紙に釣られて。帯に「感動の声続々!」とあったが、そこまでは…といった印象。閉園の決定した遊園地に赴くは人々は様々な想いを胸にしている。個人的にはもう少し親子の、孫との関わり……上下の世代の交流が欲しかった。連作短編だからか、章ごとで話にムラがあった。2010/07/17
さち
4
途中までいいと思ったけど、消化不良。2012/08/28