内容説明
「一人前」でない者として権力の管理対象とされたアイヌ人、ハンセン病患者、先天性身体障害者らの人権が蹂躙されてきたことを、法哲学と憲法学が交錯する地平から批判的に考察。人間的・水平的な「法の支配」を説く。
目次
第1章 「ねじれ」た日本国憲法?―大江健三郎・江藤淳・加藤典洋の憲法観
第2章 日本国憲法をめぐる「われわれ」と「かれら」
第3章 日本国憲法と人間存在の多様性
第4章 日本国憲法に関わる法的コミュニケーションの「歪み」―「ズレ」と「ねじれ」
第5章 アイヌ民族―「土地」をめぐるコミュニケーションの「ズレ」による人間疎外
第6章 在日韓国・朝鮮人―「国籍」をめぐるコミュニケーションの「ズレ」による人間疎外
第7章 先天性身体障害者―「優生」と「環境」をめぐるコミュニケーションの「ズレ」による人間疎外
第8章 ハンセン病患者―「愛国心」をめぐるコミュニケーションの「ズレ」による人間疎外
第9章 宗教的少数者―コミュニケーションの「ねじれ」が必要となる人間疎外
第10章 日本国憲法と「一人前」でない者の人権―ゲワース・ロールズ批判
第11章 日本国憲法下における「根源的受動性」―合意と共生の相剋
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