ハーレクイン 身代わりハネムーン

著者名：ジェシカ・ハート【著者名】/山口絵夢【翻訳者名】

ハーレクイン（2011/10発売）

• ISBN：9784596220974

内容説明

臨時雇いの社長秘書イモージェンは、ある日、ボスのトム・マディソンから意外な命令を受けた。六週間後のハネムーンの計画を立てろというのだ。秘書となって六カ月、彼が私生活について話したことは一度もない。イモージェンは驚きながらも、雑誌の記事を参考に計画を立てた。行き先は、モルディブの豪華なトロピカルリゾート。ところが結婚式の直前、トムは婚約者の女性から別れを告げられる。彼女にはほかに愛する男性がいたらしい。慌てて式場をキャンセルするイモージェンに、トムは言い放った。「ハネムーンには、きみと一緒に行く」

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ぽしょ]

無人島で二人きり、リッチバカンスver.。モルディヴのリゾート描写が美しい。

2011/06/22

[みろん]

花嫁の代わりにハネムーンに行くことになった秘書と、その上司で式前日に花嫁に逃げられた花婿とのロマンス。人付き合いの苦手なヒーローが社交的なヒロインと親しくなっていくところがいい感じ。ぽっちゃり萌えなヒーロー（笑）。

2010/06/22

[びわ]

ヒーローのスピーチにヒロインと同じくらいドキドキした(*> U <*)きゃあ〜(／▽＼)♪っていいながら、ゴロゴロしそうになったわ…砂州の儀式も素敵だった(。≧∇≦。)

2013/08/04

[糸車]

とびきりリッチなリゾートで3週間のハネムーン。ただ、普通じゃないのは直前に結婚をキャンセルされてしまったボスと個人秘書が行く、ということ。ロマンス小説ですから、当然ふたりは意識しあい、一線を越えてしまう。ヒロインは有能なだけではなく人付き合いもよく、人生を楽しめる女性。ヒーローはワーカホリックなんだけれど、心のどこかで家庭や癒しを求めている。ヒロインの送別会でのヒーローのスピーチにうっとり。これぞロマンス！という気持ちにさせてくれました。

2013/06/08

[りりか]

舞台が南国ということで、リゾートの雰囲気が楽しめる一作でもあります。ヒロインは明るく、生き生きとして人生に目的を持っている女性。一方、ヒーローもかたくなさを持ちつつも、誠実さを胸に秘めているタイプで、そんなかれが少しずつヒロインに惹かれていく過程が楽しめます。自分をわきまえ、身を引こうとするヒロインをつなぎとめようとするヒーローの行動が、また…最高にロマンチックです。

2012/01/23