内容説明
福井県丸岡町主催の一筆啓上賞「日本一短い手紙」第1回のお題「母」の応募作品3万余通から入賞作を中心に編集した大ベストセラーの増補改訂版。母の日に言葉のカーネーションを贈ります。
目次
入賞作品 日本一短い手紙とかまぼこ板の絵の物語
一筆啓上賞(郵便大臣賞)
秀作
特別賞(北陸郵政局長賞)
佳作
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
nyaoko
59
父への手紙とは違い、母への手紙は感謝に溢れた言葉が多い。お父さん…不憫やな(笑)母の生き方や、考えに反発していたはずが、気が付けばその母と同じ道を歩んでいる事に気づき、母の苦労や思いを知って初めて感謝と言う思いが沸き起こるのだろう。私は、母は今でもしんどい。感謝と言う言葉はまだ直ぐには出せれない。しんどいけど、あの人には絶対に叶わないし、今もあの人には叶わないなと思った。母親って、やっぱ強いよなぁ。2023/04/29
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1
短いからこそ直接響いてくる手紙。私も久しぶりに、お母さんに連絡しようかな。2012/10/08
としピース
0
▼キュッと髪を結ぶ。真っ白なシャツを着る。そして、あなたを想う。(茨城24歳女性) ▼あの人と幸せでしょうか、お母さん。父さんは、無口を通し逝きました。(長野45歳女性) ▼お母さん、雪の降る夜に私を生んで下さってありがとう。もうすぐ雪ですね。(大阪51歳男性) ▼大空襲の折、火の粉を素手で払ってくれた母さん。いま日本に戦争はありません。(大阪61歳女性)2013/06/09
うじくら
0
短い中によくぞこれほどの内容を,といった手紙が集められていた.親に直接伝えることはほとんど無いけど,感謝してますよ.とこの場で.2013/06/26
くに
0
喫茶店の本棚に置かれていた本。2020/09/30