HJ文庫 はぐれ勇者の鬼畜美学

著者名：上栖綴人【著】/卵の黄身【イラスト】

ホビージャパン（2012/08発売）

• ISBN：9784798600420

内容説明

異世界から帰還した若者を保護する国際教育機関《BABEL》。剣と魔法の世界《アレイザード》より現実世界に戻った鳳沢暁月は、歴史上初の、魔王を倒した《真の勇者》として《BABEL》に衝撃をもって迎えられる。しかも、その傍らに魔王の娘という美少女を従えて……。何から何まで曰くつきの勇者・暁月の、強くてニューゲーム、スタート。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[umibooooo]

よくある弱い主人公じゃなく強い主人公のストーリー。興味を持ちアニメをみないで、ラノベから入ったが、興味あるストーリー、展開。鬼畜だが、美学もかっこよく見える。この先も読みたくなる作品

2013/06/29

[METHIE]

魔法が使えないため気を使って戦うとか、実はミウの名前が死んだ妹の名前だとか、兄と父と三つ巴の戦いをするというカブトボーグバリの展開だとか、アニメではお色気番組の側面が強調されているが実は真っ向勝負の少年漫画だった。また恋人と別れる描写や魔王に娘を託される描写など地の文が短いページながらも細かく描かれている。

2012/07/23

[tonkatudon]

これだけ、破天荒なキャラもひさしぶりです 燃え系主人公ですが、世界に反逆する主人公タイプですが エロく爽快感をみせてますね

2012/01/20

[柏葉]

なにかが惜しい。世界を救った勇者のその後、能力者ばかりを集めた学園、魔法の使えない主人公と面白くなりそうな要素はあるのに、なにかが足りない。爆乳ヒロインなど、あからさまに狙わない方がいいと思うのだけれど。残念だけど、続きは読まないだろう。主人公の女美学はいいと思うんだけどなぁ。

2012/01/14

[白義]

少年は異世界に召喚され、その世界の勇者と友情を交わし、彼の遺志を継ぎ自ら勇者となり魔王を倒し世界を救った──後の物語。王道の物語が終わった先にある王道を気持ちよく突き進んでいて、獣性溢れる豪快優男な暁月のキャラもあってストレスなしに読める。最初から大長編前提で企画を練ったらしく、先を見据えた上で話を進めるテンポが軽快で完成度高し。強くてニューゲーム、クリア後の隠し要素攻略のあのワクワク感が見事に甦る。お漏らしからいい話に持っていったり、鬼畜美学の部分もよくできている

2013/04/18