ハーレクイン<br> 裏切りのゆくえ

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ハーレクイン
裏切りのゆくえ

  • ISBN:9784596124920

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内容説明

ミリーは自宅のベッドルームで夫レアンドロの帰りを待ちわびていた。ギリシア人銀行家のレアンドロとは熱烈な恋に落ちて結婚したが、すぐに私の姉と浮気しているのを目にしてしまった。そのまま家を飛び出し、一年がたつ今になって姉が事故死したと知り、残された赤ん坊の甥を引き取ろうと意を決してやってきたのだ。今でも愛しているレアンドロと姉の間にできた子を引き取るのは、本当はとても複雑な気持ちだけれど……。人の気配がして、ドアに目をやったミリーははっとした。半裸の夫の厚い胸板に目が釘づけになり、頭がぼうっとする。だが、その腕に抱えられているのは、やはり半裸の女性だった。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

やまと

3
冒頭のヒーローの行動は最低だけど、ヒロインがもう少しヒーローの事を信じてあげれば良かっただけのような。。。自己評価の低いヒロインを根気強く見守るヒーローの一途さがよかった。2015/12/17

みろん

3
夫の浮気騒動が原因で別居していた夫婦の再生話。自信を喪失したヒロインの苦悩は最初に同情はしたけど、度を越してウジウジしすぎ。そんなヒロインをかわいそうと同情するか、マイナス思考すぎてウザいと感じるかで評価が分かれるかも…。 しかしそれ以前に、そもそもの話の発端となったヒロイン亡姉の詳細が語られず、根本的なところで中途半端…。かなり消化不良な話。2010/07/31

ちゃろ

2
★★★★夫婦の元サヤ系。姉との浮気現場を目撃して家出。姉が死んで残されたこどもを引き取りに夫の家へ・・。戻ってきた妻を逃がさない、独占欲旺盛のヒーロー。お互いの誤解と不幸な出来事で、なかなか二人の溝が埋まらないとこも、じれったくて、ちょっと切ない。

くろうさぎ

2
リン・グレアムの「罪深い肖像画」のヒロインを思い出したわ。あまりにも自分に自信をもてなくて、周りの言葉に振り回されてしまったヒロイン。しかし、きっかけとなった事件の真相がわからないのがイマイチ。ヒロイン家族のこともあやふやだし・・・。2011/06/03

MOMO

2
うー・・・わからいではないのよ・・・あまりにも違い過ぎる世界の男性と恋に落ちたおかげで、その世界にあわせようと必死になるあまり、自分を見失ってしまうミリーちゃんの気持ちは・・・てもねぇ・・・同情しようにも、逃げ癖のついた自己憐憫の塊で、ひねくれた解釈しかできない嬢さんなんだもの・・・無理よ・・・それよりも、信じてもらえず傷つき、それでも夫婦関係をやり直そうと努力するレアンドロ君に拍手を送りたいくらい!2010/07/14

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