「社長のヘッドハンター」が教える成功法則

著者名：井上和幸

サンマーク出版（2014/10発売）

• ISBN：9784763199720

内容説明

「あなたは社長になりたいですか？」

そう聞かれて即座に、

「ＹＥＳ」

と答えられる人はほとんどいません。
特に最近、かつてならビジネスマンの第一関門突破ともいうべき役職者への昇進人事を断る人が増えてきています。
役員職になるより、給料や裁量が上がらなくても気楽な平社員のほうがいい。
これが現在の大不況下における、ビジネスマンの本音なのです。

少しでも年収は増やしたいから、自己投資をして試行錯誤する。
でもほとんどの人は、なかなか年収が上がらない。
そしてその理由をついつい「不況」のせいにしてしまうのです。

しかし、「ヘッドハンター」から見れば、それはまったくの誤解であり、
同時にもっともしてはいけない誤解です。
なぜなら、この大不況こそ、確実に年収を上げるための「チャンス」だからです。
成功する人はこの点をよく知っています。
実際に、成功している社長たちはみな、驚くほど「同じクセ」を持っています。
これまでに５０００人以上のエグゼクティブと対面した「ヘッドハンター」だからこそ知りえた「成功者の共通点」とはいったい何なのか。
本書ではそんなヘッドハンターだけが知っている、年収を確実に上げるための必勝法をお伝えします。


＊目次より

◎出世すると、なぜ売れない人材になるのか
◎遅刻したときの対処法で、その人のすべてが丸見えになる
◎ヘッドハンターが夢中になる「お値打ち人材」と「お墨つき人材」
◎「ダジャレ好き」ほど珠玉の名言を生み出している
◎人脈を利用した「自己メンテナンス」をはじめなさい
◎他人には敏感な、自分にはとことん鈍感な人であれ！
◎大切な仕事ほど「賭けごと」で楽しみなさい
◎絶好調時の「しんどさ」を持ちなさい

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[もも]

20代、30代、40代の過ごし方、社長になる人の共通点、とても勉強になった。日本には、リーダーとなる人が絶対的に不足しているらしい。今後の経済回復のためにも、リーダーを多く排出することが肝なんだそう。

2017/07/22

[Take800]

35歳転職限界説は本当か？確かに採用対象の上限年齢を35歳とする企業が多いのは事実。公募される求人のほとんどは第2新卒～ミドルマネジメント。つまり20代～30代半ば。35歳を境に人材価値が変わるのは本当である。ここで自分の軸がはっきりしている人と、ぼんやりしたまま30代半ばを過ぎてしまった人の差は、確実に大きく開く。 35歳を目前に大いに考えさせられる本でした。

2012/12/26

[ノブ]

自分のキャリアを考える上で参考になった。「継続しか力にならない」が心に響いた。

2010/05/30

[中山バスター]

成功している社長たちはみな、驚くほど同じクセを持っている。5000人以上のエグゼクティブと対面したヘッドハンターだけが知っている年収を確実に上げるための必勝法◆仕事に対しての心構え、というか人生プランを立てた上での心構えの重要性がよくわかった。自分は正社員から派遣社員になった。この内容とは逆の方向へ、とも思うかもしれないが、ある意味正解だったかもなと思わされた。

2020/06/29