集英社文庫<br> 卑弥呼の赤い罠

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集英社文庫
卑弥呼の赤い罠

  • 著者名:吉村達也【著】
  • 価格 ¥440(本体¥400)
  • 集英社(2014/03発売)
  • ポイント 4pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784087465594

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内容説明

私が死ねばよいと思っている人間が七人いる――その言葉を残し、老古代史学者の新藤英二郎は殺された。復元した甕棺の中で「女王・卑弥呼」の再現衣装をまとい、顔を朱に塗られて! 日本という国の成り立ちに関する過激思想ゆえに生命を狙われていた老教授を殺したのは誰なのか? 教え子の歴女・村野杏美(あみ)は、新藤と巡った北九州古代史の旅をふり返りながら、恩師の死の謎の挑戦する! 歴史ミステリー。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

gonta19

57
2010/4/27Amazonより届く。 2015/6/22〜6/24 吉村版邪馬台国論と古代日本成立論。ミステリ部分はオマケ的な感じ。今年の春、吉野ヶ里遺跡を訪れていたので、後半は臨場感をもって読めた。いつもながら、かる〜く読めるミステリである。2015/06/24

Shoji

26
ミステリーよりも、卑弥呼だとか邪馬台国だとか、神話や神道、古代の東アジアと倭国の関係等に力点が置かれていました。好き嫌いが二極化しそうな作品でした。2023/05/22

ちばと~る

21
異端の考古学教授の謎の死。甕棺に卑弥呼コスで額に五寸釘。作者の古代史へのアツい拘りが胸を打ちます。そ〜だよね〜宮内庁は何を隠したくて陵墓の発掘禁止してんだろ。そんなにヤバイんか???でも古代史は謎のままでイイけどね2014/06/28

coco夏ko10角

16
古代学者の新藤は甕棺の中で卑弥呼の衣装で殺されていた…。この前『十三匹の蟹』を読んで、こちらが時系列先だと知り手に。先輩二人が在学中の古代史研究会はこんな感じだったんだなと。殺人事件よりも邪馬台国や卑弥呼など歴史のあれこれの方がメインのような。2022/07/09

そのぼん

6
邪馬台国の論争をモチーフにした殺人事件のミステリー。サクサク読めるミステリーで、一気に読めました。2011/11/06

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