ハーレクイン<br> 愛という名の脅迫

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ハーレクイン
愛という名の脅迫

  • ISBN:9784596124845

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内容説明

エリーはテレビ番組で人生相談を受け持っている。ある日、テレビ局で番組の収録を終え、宿泊先のホテルに戻ると、死んでも会いたくなかった人物が待ち受けていた。石油関連事業を営むロシア人大富豪、ニコライ・ゴリツィン。五年前、彼女に理不尽な疑いをかけ、エリザベス・バーンズという本名を捨てるきっかけを作った男だ。ニコライはテレビでエリーの姿を見て、行方をくらましたエリザベス・バーンズだと察知したらしい。ニコライは彼女に向かって冷酷に言い放った。「いずれ、きみは犯した罪を償う羽目になる!」

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

糸車

13
困った、感想をまとめられない。よくある脅迫結婚もの。実際に結婚する前にヒーロー弟が亡くなった事故の真相が分かり、ヒーロー、ヒロイン共に自分の気持ちに向き合うことになったのはよかったんだけど。ヒーローが弟とヒロインの関係を疑い信じ込んでいる反面、姪に対する愛情は評価し温かな女性の存在が姪にいい影響を与えると思っているあたりがちぐはぐ。ヒロインの生い立ちを知り彼女の寛大さに思い至り考えを改めることが出来るヒーローなので、自分の感情の矛盾についてももっと早く自分で気づいてほしいんだけどなあ。なんだか中途半端。2015/06/27

ちゃろ

1
⭐⭐⭐ロシア人実業家がヒーロー。弟とヒロインが関係があったんじゃないかと疑って、憎み嫉妬するよくある設定。ヒロインが寛容なのでギスギスせず救われる。2014/05/02

くろうさぎ

1
五年間も隠れていたそうだが・・・・。テレビに出るとは、本人には隠れたという自覚があんまりなかったんだろう・・・・?しかし、ヒロインも事故でかなりの怪我をしていた様子なのに、リハビリが大変だったろうとか、心配はないのか・・・?いくら自分の弟が死んじゃったからって、あまりにも目が見えないんじゃないかなぁ・・・?2012/01/29

MOMO

1
妻帯者でありながら、弟の義理の妹に手を出そうとしていたくせに、弟が事故死すると今度は勝手な憶測による復讐に燃え、嫌味をしこたまほざき、脅迫までして結婚を強要した挙句、猜疑心と独占欲を丸出しにするニコライ君ですが、なぜかいじましくってしょうがない印象が・・・死んだ弟に嫉妬し、姪と自分を残し失踪した彼女に怒り、大金をかけ探し続けた彼の思いは切なささえ感じるほどでさぁ・・・ただ、もうちょっとニコラス君の気持ちが判るように書いて欲しかったような・・・2010/07/25

みろん

1
逃亡中の元養育係で著名な心理学者と、5年前から彼女の行方を追い続けてきたロシア人大富豪とのロマンス。作風がトリッシュ・モーリにすごく似てる。謎めいた展開で出だしは上々…だったんだけど、「復讐」めいた雰囲気がいい感じだったのに、後半になるほど説明不足が目立って消化不良。それはともかく、偽名まで使って逃亡してるのにテレビ出演したらダメだと思う…。2010/05/31

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