- ホーム
- > 電子書籍
- > 教養文庫・新書・選書
内容説明
単身者の孤独死は年間3万人。既婚者・未婚者誰ともに孤独死の可能性を秘める今、脅迫的に孤独死を怖るのではなく、自らの死と向かい合い、満足死を実現するための準備情報を豊富に紹介。
目次
第1章 孤独死恐怖症候群
第2章 「ひとりで死ぬ」という現実
第3章 遺品の行方
第4章 「別れ方」にしばられない
第5章 「死に方」にしがみつかない
第6章 「伝え方」に悩まない
第7章 「死後の準備」にとらわれない
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
雨巫女
3
配偶者もいない、子もなく、妹も独身、孤独死の確率高し、今から、考えとかないと。(新=000121)2010/06/28
ヒトコ
3
著者の香山さんとは同世代なこともあり、本書のテーマは非常に切実な問題です。死に方の難しさについては、近頃ほんとうに考えさせられる事があります。それを思い悩まないようにしよう、という香山さんの主張には共感しました。でも自分の場合、残される汚部屋と遺品の事を考えると…。もしもの時を考えて本の整理を真剣に考え始める今日この頃です。2010/04/27
ゆう
2
孤独死という言葉は何年も前から聞いているが、また震災後にもニュースで取り上げられている。周りに気付かれないで死ぬことを恐れる前に、やるべきこと、考えることを指南してくれている一冊。とくにシングルたちが前向きに生きるために背中を押してくれるような思いが香山さんの本から伝わりました。2017/04/20
hideboo
2
最近、良く耳にする孤独死を、著者の周辺で実際に起きたことを例に挙げ、その時どうするかについて書かれています。でも、後ろ向きに考えるのではなく、淡々とした香山さんの思いが伝わりました。2010/08/04
ヒヨドリスキ
2
孤独死に対して心構えから実務的なことに関することまでが書かれていて、「しがみつかない生き方」に続けて読んだだけに著者の関心の高さが伺える。真剣に考えたい人にオススメ。2010/05/16