内容説明
釈迢空の別名を持ち、学者にして詩人、詩人にして学者という生涯を送った折口信夫は、古代から近代にいたる日本文化を貫く本質をとらえ、詩歌、小説、文学研究、民俗学研究と他の追随を許さない多岐にわたる業績を残した。源氏物語、隠者の文学、短歌の滅亡、近代文学など折口が関心を寄せた日本文学の諸相を多彩な切り口で整理し、批評家としての全体像に迫る画期的評論集。
目次
1 釈迢空の起源
2 源氏物語論
3 隠者の文学―芭蕉と西鶴
4 短歌・俳句・近代詩
5 近代文学論―逍遙からホームズまで
4 折口信夫の終焉―すさのを詩篇
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