アスキー新書<br> 欠陥「国民投票法」はなぜ危ないのか

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アスキー新書
欠陥「国民投票法」はなぜ危ないのか

  • ISBN:9784048685634

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内容説明

憲法改正の狙いは、国民の権利を制限してアメリカと一緒に武力行使出来る国家をつくること。強行採決で成立した「憲法改正国民投票法」は、重要事項に18項目もの附帯決議が付いた“欠陥法”。「アメリカ(GHQ)に押しつけられた憲法だから…」と言っていた改憲派の人たちが、アメリカの圧力で改憲を急ぐ理由とは? 最低投票率の規定も無く、「改憲し易くする」ことだけを目指した手続法「改憲国民投票法」を通して、日本国憲法を取り巻く状況、そして私たちのとるべき姿勢について考えてみよう。

目次

序章 民主党政権の誕生と改憲問題(「明文改憲」の攻勢;自民党指導部の改憲姿勢 ほか)
第1章 憲法改正国民投票法の仕組みと立法の不作為論(憲法改正国民投票法の仕組み;立法の不作為論)
第2章 改憲問題の歴史(日本国憲法は「押しつけられた憲法」か;日本国憲法制定の経緯 ほか)
第3章 「欠陥法」ともいえる問題点(投票権者の年齢;発議の主体 ほか)
第4章 「憲法改正」で何が問われているか(二つの改憲案;自民党の「新憲法草案」 ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Terry Knoll

1
「最低投票率が規定されていない。」「公務員教育関係者の地位利用規程」などあげて欠陥法としている。改憲・現行維持はともかく、少しの差で過半数をこえるのならば、それが民意といえるか疑問におもいます。 この点の指摘はない。著者は国民投票すれば即改憲を思い込んでように感じました。国民投票は、主権者である国民が憲法について真剣に考えるきかいになるのでは?2013/06/15

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