内容説明
この本は、早稲田大学平山郁夫記念ボランティアセンター(WAVOC)において「世界をちょっとでもよくしたい」とボランティア活動に取り組んでいる早大生たちの物語である。
「ストリートチルドレンを助けたい」と訪れたマレーシア。そこにはかわいそうなはずの子どもたちは居なかった。特別だと思っていたドメスティック・バイオレンスの被害。それは私たちの問題だった。悲しみに満ちていると思っていた中国のハンセン病回復村。そこにあったのは村人の笑顔だった。そんな世界の現実を丸ごと体験する大学生たちが紡ぐ躍動感溢れるボランティア物語。困難があってもあきらめない、新しいことに果敢に挑戦する、つらいことにもうれしいことにも涙も流す。そんな等身大の若者たちの成長の軌跡。彼らを支える教員によって描かれている一冊。
目次
プロローグ 学生を支える覚悟
WAVOCのはじまり
「しあわせ」に向き合う
「暴力」に向き合う
「差別」に向き合う
WAVOCブックレットやその他のご紹介
エピローグ 生き生きとした活動と支援する教職員
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まり
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早稲田大学のボランティアセンターでの活動を通して、支援を必要とする対象や支援をしながら成長する学生の様子を記録したものです。ボルネオのストリートチルドレン、デートDV、ハンセン病快復者という3つの支援対象を扱っています。学生たちのドキュメントに近い文章から、自分だったら…しあわせって何だろう、タイトル通り微力ながら「ちょっとでもよくしたい」と思う自分ができること、そんなことを考えさせられました。2012/06/03
あっきー
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wavocに興味があったので読んでみた。2011/09/27
みずいろ
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課題。もうちょっと濃い内容を期待してた…。「普通の学生のリアルなボランティア活動」がよくわかる。WAVOCの活動を知るには良い。2011/05/20
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