ちくまプリマー新書<br> 高校生からのゲーム理論

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ちくまプリマー新書
高校生からのゲーム理論

  • 著者名:松井彰彦【著】
  • 価格 ¥825(本体¥750)
  • 筑摩書房(2013/10発売)
  • 盛夏を彩る!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~7/27)
  • ポイント 210pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784480688385

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内容説明

社会科学を塗り替えつつあるゲーム理論は、「人と人のつながりに根ざした理論」である。環境問題、三国志、恋愛、いじめなど、多様なテーマからその本質に迫る入門書。

目次

序章 恋は駆け引き
第1章 戦略編
第2章 歴史編
第3章 市場編
第4章 社会編
第5章 未来編

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

はっせー

143
読んでいて次はどんな話をするかワクワクしながら読むことが出来た!経済学に興味を持ってどんな書籍がいいか考えていたらこの本を見つけて読んだ。ゲーム理論がどのようなものかを分かりやすく書いたものとなっていて経済学を知らない人が読んでも理解することが出来る。この本に出てくる話で考えさせられるものがあった。それはいじめの問題である。いじめでなぜ起きるのかをゲーム理論を元に説明していた。いじめられる側に問題があるのではなくいじめる側の歪んだものの見方に問題がある。真実はみんなの意見で出来る。的を得た答えだと思った!2020/09/07

Aya Murakami

94
図書館本 なるほど…ゲーム理論というのは4コマっぽい図であらわされる形式だけでなくて樹形図みたいになっている形式のものもあるのか。 ゲーム理論以上に市場のルールというか他人の考えを読む訓練って学校生活や授業でまったく教えられていないですね。ひたすら弱い人間を抑え込むことだけを教えられているというか…。2022/04/08

コウメ

52
「チキン・ゲーム」「ゼロサム・ゲーム」「囚人のジレンマ」「強調ゲーム」など面白いものばっかり、個人的には背水の陣や天下三分の計をモデルとして説明したやつはとくに深かった。でも最初と最後に著者の恋愛はゲーム理論をもっても解けないと言っていたのはꉂ(ˊᗜˋ*)ヶラヶラ2019/09/18

おさむ

36
恥ずかしながらゲーム理論とはなにかを、この本で初めて知りました。社会における人間関係や、社会そのものを分析する学問なんですね。食わず嫌いでした。ゼロサムゲームやチキンゲーム、囚人のジレンマ等、どこかで聞いたキーワードの理解も進みます。高校生向けなので、数式はほとんどなく、たとえ話やイラストが中心です。哲学的な要素もあり、色々と考えさせられました。2019/06/21

Y2K☮

32
囚人のジレンマや天下三分の計、サッカーのPKなどに関する件は興味深かった。だがゲーム理論で読み解くのが些か強引と映ったり、半ば違う話にすり替わっていたりというページも少なからず。たとえばいじめの発生するメカニズムを論理的に解き明かした所でいじめはなくならない。なぜなら人間は自公にとって常に有益で正しい行動だけを選び取る生物ではないからだ。温暖化の話にしてもそうで、我々庶民は目先の生活の楽しみを追い求めるだけで精一杯。何十年後とか地球がどうのなんてのは正直二の次。勿論熱意は伝わった。もう少し勉強してみよう。2018/11/20

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