内容説明
「おかえりなさいませ、ご主人様」秋葉原のメイド喫茶を訪れた日本画家・衣川円明は、亡くなった娘・あすかによく似たメイドと出会う。彼女の名前は県明日香。名前まで一緒だ。「故郷の山形に帰る前に、自分をモデルにしてほしい」という明日香の頼みに、日本画の最高峰と称されながら個展を開くことも絵を売ることもほとんどなかった孤高の画家は、娘のかわりに彼女の夢をかなえようと、一流ブランドで服を買い与え、高級ホテルで父娘の生活を楽しんだ。だが翌日「娘の明日香を誘拐した」という電話が。身代金は一億円!十津川警部シリーズ最新刊、書下ろしで登場。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
テツロー
6
旅行でアキバに立ち寄ったのち、せっかくなので読了。ちょっと昔の本なので、今のアキバとは違う感じか。タイトル通りアキバが出てくるので馴染みのあるワードがちらほら。途中に出てきた「忍者外伝」のワードにちょっとテンション上がったり(細かいこと言うと本当の表記はNINJA GAIDENですが…)ちょっとストーリーが強引かも。誘拐犯を追い詰めようと画策するオタク三銃士のやり取りが好みです。2014/09/22
ヒロキング
2
事件自体は解決したんですが、いくつか解らない点を残したまま終了。おもしろかったんだけど、、、少しモヤモヤ。 秋葉原の昔からの文化と、近年の文化の共存て、実際、どんなもんなんだろう。2015/09/22
ビスコ
1
運に左右された感は否めない。ただ、オタクVS十津川警部という設定は面白い。アキバブームの頃に書かれた作品だが、アキバの進化(というか時流?)が早すぎて、今や過去のアキバになってしまっているのが残念だが、それも含めて「アキバ」なのだろう。2013/12/29
Aira
1
最初に奪われた1億円の行方はどうなったんだろう。という疑問が残ったままだけど、特殊技能を持ったオタクの登場は新鮮だった。もうちょっと話し方をオタッキーっぽく表現してもらえれば雰囲気がもっと出たかも。2010/10/28
aiyoshi
1
書評→http://d.hatena.ne.jp/sangencyaya/20100409/12708235532010/04/09
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