「とんち教室」の時代―ラジオを囲んで日本中が笑った - ラジオを囲んで日本中が笑った

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「とんち教室」の時代―ラジオを囲んで日本中が笑った - ラジオを囲んで日本中が笑った

  • 著者名:青木一雄
  • 価格 ¥943(本体¥858)
  • 展望社(文京区)(2010/03発売)
  • ポイント 8pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784885462115
  • NDC分類:779.9

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"Reader"および"Reader"ロゴは、ソニー株式会社の商標です。

内容説明

昭和24年から約20年間放送されたNHKラジオ番組「とんち教室」。そのお題や解答は、自然に時代を映しだします。「子どもの喧嘩とかけて」ヤミで買った羅紗(らしゃ)ととく「心は思ったよりケガ(毛が・怪我)少ない」「競馬場」とかけてお爺ちゃんの老いらくの恋ととく「心はババ(馬場・婆)に夢中になっている」閉校まで青木先生として活躍した著者が、番組開始前の裏話から、天皇陛下の園遊会の思い出までを、時代を映す数々のとんち問答と共にまとめたのが本書。頭の体操にうってつけです!

目次

第1章 「とんち教室」の時代
第2章 着るに衣なく、食うに食なし
第3章 すきまだらけのボロ家にノミ・シラミ
第4章 いつの時代も人間は
第5章 家計の周辺と政治・宗教
第6章 敗戦後の教育と文化・娯楽
第7章 天皇陛下の園遊会

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Lara

84
昭和24年から昭和44年まで20年間続いた、NHKラジオ番組「とんち教室」の先生・青木一雄(アナウンサー)が書いた、番組内容及び、纏わるお話でした。さすがNHK名アナウンサー、文章を書いても正調『青木節』。「才気煥発」「人品骨柄」、或いは「白足袋こはぜの天ぷらの如く」「琴瑟相和す」「偉とするに足る」等、馴染みのない表現に感心しきり。当時は体育館を「雨天体操場」と呼んでいた。番組内での、「どどいつ」「なぞかけ」を沢山紹介いただいたが、なにせ終戦直後の時代背景がそのまま表され、興味深く楽しませていただいた。2021/05/18

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