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内容説明
“魔王”結城中佐の指導下、日本陸軍の“影”として
諜報戦で目覚ましい戦果を上げる[D機関]――
常に「できて当然」という圧倒的な自負を抱え、
命賭けの任務にこそ達成感を覚える“D”のスパイは、
海を越え、世界を舞台に暗躍を始める。
イギリスを舞台にした「ロビンソン」を完全収録。原作とは違う、
英国スパイマスターvsD機関スパイとの命がけの駆け引きは必読!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
海猫
91
作画家の方がこなれてきたんでしょうか、1巻のぎごちなさが取れてきてかなり良くなってます。特にロビンソンの静的な絵から醸しだされるサスペンスはなかなか。2つ目のお話、魔都は途中で終わっているので3巻へ。2015/05/09
どんぶり
24
【借り本】ハードボイルディな作品。腹の探り合い裏のかき合いの凄さに圧倒されます。私、絶対スパイなれないわ!笑 一度教えられたくらいじゃ覚えられないし、自白剤で吐かないように重要機密事項は意識の奥底にしまっておくとか、わぁ〜無理です!笑 それに常に気を張り無意識な自分の行動なくすなんてなかなか難しいと思います。D機関のスパイ達に新米期間なんてものはないの!?笑 いや、スパイなんだから失敗なんかしちゃいけないことは分かってるんですが、こうも皆がしっかりし過ぎてると、日頃の自分の行いに落ち込んじゃいますね(笑)2014/03/08
藤月はな(灯れ松明の火)
24
スパイと言えども人は人。失敗はするが自分の失うものを最小限にしてどう、打開するかが鍵だ。自白剤、二重スパイとしての偽情報の送信とスパイにとっては絶望的な状況下でも相手を何重にも見越した手を打つ結城中佐の手腕に痺れます。無意識すらも失くすということが想像を絶します。「リヴィエラを撃て」や鉱物シリーズの再読、「寒い国から帰ってきたスパイ」や「ヒューマン・ファクター」などのスパイ小説が読みたくなりますね~。2012/10/07
ぐうぐう
16
実にスリリングに、そして知的にコミカライズされた「ロビンソン」のエピソード。視覚化されたことで、臨場感と緊迫感が増し、原作の緻密な展開が躍動している。ああ、もうあと1巻で終わってしまうのが、なんとも惜しい。2010/08/04
ケツカル
15
1巻は入手出来なかったので2巻から読了!2回目のロビンソン(小説→漫画)も大変おもしろかったです。同じ話だから大筋は一緒なんだけど文章と絵から得られる喜びは全くちがうし組み立てがちがうと印象も違う気がしてさらに話が好きになりました。これはアニメ見逃した回なのできっちり3回目も回収してきます ←2016/06/04