裁判所は究極の愛憎劇場! 恋愛saiban傍聴記

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裁判所は究極の愛憎劇場! 恋愛saiban傍聴記

  • 著者名:吉田奈美
  • 価格 ¥1,320(本体¥1,200)
  • 主婦の友社(書籍)(2013/11発売)
  • ポイント 12pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784072708408

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内容説明

本書は10年間裁判の傍聴を続けてきた、ギャルライターの吉田奈美さんが見聞きした、裁判中に起きた恋愛沙汰をまとめたもの。情状酌量のために証言台からプロポーズをする強姦魔の恋人、法廷で10分間にわたりラブレター朗読の刑を受けたストーカー、ぽっちゃり女性への並々ならぬ愛情のために出会い系サイトで売春斡旋をしてしまった男など、新聞・テレビでは知ることがない究極の人間模様が赤裸々に描かれています。

目次

渋谷系バカップルの束の間のデート場所は、法廷だった!?
法廷でラブレター朗読の刑を受けたストーカーおやじ
裁判所のお騒がせ名物カップルが作り上げた一大法廷劇に目を疑う
ぶさ男に貢ぐだめんず女のあまりにも行きすぎた母性ゆえの悲劇
メタボ女に恋するエリート男に、法廷中が目を覚ませコール!
妻殺しに見るリアルな愛憎劇を前に、人間の愛の難しさを知る
スーフリ事件の陰の主役キッシーの法廷逆プロポーズに遭遇
やくざ抗争事件のもうひとつの戦い?傍聴席は美女だらけ
覚せい剤常習者の風俗嬢に見た、ゆるゆる人生、ゆるゆる恋愛の掟
女のために啖呵を切ったものの、愛は得られず、結局逮捕
夫と間男が鉢合わせ! ただひとり無関係な傍聴人が大興奮!
傲慢な万引き社長夫人を愛し続けるドMな夫の幸せな愛のかたち
ダメ夫のダメ犯罪に、なぜかキュンとくる女心
始まったばかりの裁判員裁判はおかしなことがいっぱい!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

なるみ(旧Narumi)

27
図書館でなんとなく手にとってしまったけれど、読了後は割り切れない思いが残りました。10年裁判傍聴を趣味⁈として行っていた女性誌で主に活躍しているらしいフリーライターの著者が、法廷内で繰り広げられた裁判の恋愛模様に特化して書いたのが本書なのですが、笑いネタを強調しすぎていて、ストーカー事件までも被告人のイケてなさを笑いネタにするのにはちょっとついていけませんでした。最後まで読みましたが、久々に疲れた読書でした。2017/10/06

ybhkr

3
「パンツマンの妻と呼ばれている私の気持ちが理解できますか?」で声出して笑ってしまった。近所の人から呼ばれてるのか?そんな気持ちは理解したくないです…。図書館で借りたのですが7頁から10頁まで落丁していて最初の章が漠然としかわからなかったのが残念。切った跡もないので明らかに落丁なんで図書館に言わないとねえ…。「露出することは、私にとって生きることです。そして死ぬことでもあります。露出することで、私の人生の消すことのできない闇と戦っていました」はい?裁判官って毎日こんな話聞いてるのか…。大変なお仕事やなあ…。2015/03/21

n75

2
裁判傍聴は前からしてみたいなぁと思いつつ、そんな下世話な感じで軽々しく行っていいのかな?と躊躇していたのを全部ぶっ飛ばす下世話でしかない軽い本で面白かったです。その割に傍聴のコツみたいなのがかなり詳しく書かれているのでかなり役に立つ!いつか行ってみたいです。2017/10/30

たわらばし

2
銀行の待ち時間に再読。隙間時間にちょっと読むのに重宝。今日はストーカーポエムで笑った。2017/04/27

zwei

2
何気なく手に取ってしまった本。どのお話も視点が同じなので終盤はやや食傷気味になりましたが、十分に楽しみました。まさに事実は小説より奇なりってところでしょうか、声を出して笑ってしまいそうになりました。2010/07/15

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