- ホーム
- > 電子書籍
- > ビジネス・経営・経済
内容説明
本書のタイトルを見て、「ウソだろ?」と思った方は、ぜひ読んで見て下さい。英語への苦手意識はきっと消えます。「good」と「not good」だけで外資系企業社長として活躍した社長がいます。そのいっぽうで英語ができたはずなのに、通訳に10億円かかってしまったビジネスパーソンもいます。英語はコミュニケーションの場における補助的なツールに過ぎないと、著者は主張するのです。本書は、味の素株式会社、国際会計事務所でキャリアを重ね、現在は欧州復興開発銀行(EBRD)の顧問、青山学院大学の特任教授も務める著者が、「英語を仕事で使うための考え方とコツ」を伝える本。英語の実態を説きつつ、「ビジネスに役立つ英語にするための5つのポイント」「世界で戦うための英語を身につける8つのポイント」「英語を味わいながら上達する8つのポイント」など、詳細に解説。外国人と話したくなる、海外で仕事をしたくなる一冊です。
目次
序章 英語はビジネスマンの三種の神器の一つなのか?
第1章 そもそも国際人とは何か?
第2章 「英語が話せれば安心」は間違い
第3章 ビジネスに役立つ英語にするための基礎能力
第4章 本当の意味で世界と戦うための英語を身につける
第5章 ここで差がつく!英語を味わいながら上達する
第6章 英語をめぐる裏側の事情
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
gondan
3
★★★☆☆本書全体的に、苦労しながら外国人とビジネスしてきた著者の体験的英語感について書かれている。タイトルの「英語のできない人は仕事ができる」は逆説的なタイトルで、これからの日本に英語は必要だが、表面的な英語では歯が立ちません、英語以前の人間力や、相手(米国人か英国人かそれ以外か)の発想法を理解した上での会話でなければ、対等に相手にもしてもらえないと説いています。結局中身が大切ということです。2011/02/27
marimoction
1
本書タイトルは内容とは少し意味が違う.むしろサブタイトルこそが本書で伝えたかったことではないかと思う. 今後縮小するであろう日本経済を考えると,企業のグローバル化は避けて通れない. ではグローバル企業に必要な物はなにか?そう聞かれればなんとなく「英語力」と思う人が多いのではないか. では逆に,グローバル企業を支える人材に求められているのは本当に「英語力」だけなのか? タイのビジネスホテルで,同じ日本人なのに,流暢に英語が話せるスタッフに不満を感じ,英語が得意でないスタッフのサービスに満足するのはなぜか. 2013/01/09
yellowdog725
1
キャリアパスとしての英語力ではなく、グローバルな世界の現場視点で必要な英語力を付けるためにはどうしたらよいかが語られている本。英語コンプレックスの人ならこの本が少しは励みになるかも。2011/07/23