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内容説明
地球規模で深刻化する環境問題。人々の意識の高まりとともに、企業経営も「環境対応」を余儀なくされている。だが、実はこの状況は、企業にとって単なるコスト増ではなく、大きなチャンスでもあるのだ。本書は、環境経営に精通する会計のプロが、環境問題および環境経営の最新事情や背景をわかりやすく解説。その上で、「今後の環境政策の行方は?」「規制をチャンスに変えるには?」「エコを意識したマーケティングとは?」「多様化するステークホルダーへの対応法とは?」「新しいビジネスモデル開発のポイントは?」「環境会計とは?」など、エコの波をチャンスに変えるための具体策を説く。
目次
第1章 環境がわかると人間が見えてくる(20世紀型の資本主義は無駄を作って発展する社会 資本主義の本質が変わりつつある ほか)
第2章 環境がわかると事業が見えてくる(環境規制は90年代から新しいステージへ 経済産業省と環境省の2つの流れ ほか)
第3章 環境がわかると会社が見えてくる(環境対策を無視した経営戦略はあり得ない 企業の最も重要な基礎はマーケティング ほか)
第4章 環境がわかると社会が見えてくる(会社は誰のものか? ステークホルダーが多様化した ほか)
第5章 環境がわかると真価が見えてくる(環境会計でなければ企業は評価できない 環境報告書は義務化される? ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
仮面堂
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各国の国益がぶつかり合う、「欧州、アメリカ、中国(途上国)」の三つどもえの環境戦争なのです。/これが人間の悲劇だ。状況は変わり、人間は変わらない。(マキャベリ)/温暖化しようがしまいが、世の中が「温暖化対策」の方向を向き、ルールが変わっているのですから、市場のプレーヤーとしては、それに合わせてビジネスチャンスを見つけ、存続していかなければいけないのです。memo:カーボン (炭素)本位制/3R(Reduce・Reuse・Recycle)廃棄物の発生抑制・再使用・再資源化/「地球が株主」2011/01/29