内容説明
かつて領主の邸宅だった自宅を利用し、セリーンが始めた朝食付きの宿は、ようやく軌道に乗りつつあった。ところがある日、宿泊中の老紳士が脳卒中で倒れてしまう。彼は苦しげな声で、甥で医師のオリヴァーを呼んでくれと頼んだ。やってきたオリヴァーは有能で、信頼できそうな男性だったが、セリーンはどうしても心を開けないでいた。彼女はすでに老紳士夫妻の息子、ニッキーと恋に落ち、彼から、オリヴァーはとにかく我慢のならない男だと聞かされていたからだ。だが強引に結婚を迫るニッキーに、セリーンは不信を抱くようになる。そしてみんなが宿を去る日、オリヴァーは彼女に衝撃の事実を告げた。■イマージュで長く愛されてきたロマンスの名手、ベティ・ニールズ。よき時代の息吹を伝える、なつかしい作品をどうぞご堪能ください。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
びわ
2
ニッキーがストーカーっぽくて怖かった。ヒロインは純粋培養お嬢様なわりに、お仕事頑張っていてえらかったなあ。ヒーローは、うーん…ヒロインに婚約解消しましょ、と言われたときにキレるのはどうかと思いますよ。ニッキー追い払うために婚約しようって言ったのはヒーローなんだからさ。ちゃんと告白しなさいって。最後もヒロインに告白させてからやっと告白だし。ラストが納得いかなかった。途中まではよかったのになあ。2012/12/29
M
1
失恋に苦しむヒロインを見守るヒーロー。心理描写はヒロインサイドのみなので、ヒーローがどんな気持ちなのかが見えない。諦めたのか?と思わされるところも。星が見守ってるというシーンが素敵だった!2018/12/30
くろうさぎ
1
ヒロイン、、会って間もないのに、そんなに?薄っぺらな男なのに・・・。ちょっと大げさじゃないかしら?2011/05/31
てん・ゆう
0
ヒロイン、ヒーローともに好きな感じなので楽しく読めた。
Mari
0
★★☆2010/06/09