ハーレクイン<br> 悪魔のような求婚者

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ハーレクイン
悪魔のような求婚者

  • ISBN:9784596124746

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内容説明

テレビ制作会社でリサーチの仕事をしているアンバーの元に、ある日突然、見知らぬ男が訪ねてきた。「僕の息子はどこだ?」オリーブ色の肌をした傲慢そうな男はそう言いながら、アンバーの全身に熱い視線を走らせた。なんて失礼な人なの? 怒った彼女が追い出そうとしても、マルコと名乗るその男は、頑として動こうとしない。どうやら彼は、アンバーと妹のアズールを混同しているらしかった。アズールの息子ベニーを自国へ連れ帰ると強硬に主張するマルコは、急に戦法を変えたのか、突如彼女にとんでもない条件をつきつけた。「ではきみが僕と結婚するんだ。そして僕の子供を産んでくれ」

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

糸車

10
再読することが多いお気に入りの一冊。馴染みのない国ベネズエラの野生動物が登場するシーンも楽しみのひとつ。激昂したときでも女性に手荒い扱いをしたことを謝罪出来るヒーローがいい。支配的なんだけど思いやり深い。全ての原因を作ってしまったヒロイン妹の言動はどうかと思うんだけど、自分と息子のために姉がヒーローとの結婚を決めたときあれほど嫌がっていたDNA鑑定をしていいと言ったのだから家族愛はあるんだと思う。契約結婚を強要しておきながら”今更愛しているなんて言えない”と苦悩するセクシーなヒーローを想像してしまう一冊。2015/01/26

麻琴

2
なんだかんだ言ってこのヒーロー好き。最後にヒロインを自由にしてあげようとするヒーローと、それを呼びとめるヒロインの場面が好き。☆42015/02/19

糸車

2
長男気質プラスたくさんの人を指導し、責任者として命令することに慣れているヒーローがどうしても命令口調になってしまうのがクスリと笑えた。全体にそれほど悪者がいないので、盛り上がりには欠けるのかも知れないけれど、わたしはけっこう満足。あんまり傲慢&鬼畜だったりするより、自信に満ちているように見えて意外に弱みがあったり、良心の呵責に苛まれている、ヒロインにメロメロのヒーローもいい。でも、家に帰してあげる、という前に告白してあげようよ、ヒロインが可哀想だから。2013/06/06

こえん

2
ヒーローがヒロイン妹と関係を持ったことがあった…というのが、ちょっとひっかかったんだよね~。その関わり方も、顛末もちょっとナンだし。その元凶でもあるヒロイン妹の言動の無責任さ…というか現実逃避加減もいやんなカンジだったし。ベネズエラの自然描写がロマンスより印象に残っちゃ、ダメだよね…やっぱ。2010/06/28

麻琴

1
再読。ヒロインの妹の身勝手さが不快。ヒーローは強引ではあるけど嫌な感じではない。☆42014/07/04

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