内容説明
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激動の近・現代中国を生きた京劇俳優たちのライフストーリーに、同じく時代に翻弄された著者の肉声を重ね合わせ、二十世紀の京劇をめぐる情勢、政治状況に巻き込まれた俳優たちの苦悩と表現への欲望などを丹念に描き出す。
目次
日本語版序 [波多野眞矢訳]
増訂版 序 世の流れか、文学の風か、それとも私の運命か――私と『伶人往事』 [波多野眞矢訳]
附録:私の声明と態度 [波多野眞矢訳]
自序 [波多野眞矢訳]
大河ことごとく流れ去り、余情なおめぐる――尚小雲往事 [赤木夏子訳]
萌える緑も枯葉もよし――言慧珠往事 [波多野眞矢訳]
知るや否や、まさに緑肥え紅痩せたるを――楊宝忠往事 [森平崇文訳]
未練、風雅の四十年――葉盛蘭往事 [森平崇文訳]
梨園の一葉――葉盛長往事 [波多野眞矢訳]
一筋の糸が消え、そこに香りだけが残る――奚嘯伯往事 [森平崇文訳]
一陣の風、千古の絶唱を吹き留める――馬連良往事 [平林宣和訳]
霧雨も芳草も持ち去り、春は過ぎゆく――程硯秋往事 [赤木夏子訳]
用語解説 森平崇文/赤木夏子
訳者あとがき 平林宣和
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