角川oneテーマ21<br> クラウド時代と〈クール革命〉

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角川oneテーマ21
クラウド時代と〈クール革命〉

  • ISBN:9784047102262

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内容説明

日本のポップカルチャーをはじめ、「クール(かっこいい)」と大衆に称えられるモノが世界を変革しつつある現代。さらに、IT産業の躍進、情報環境の進化を背景にiPadやキンドルが登場し、アメリカでは「クラウド・コンピューティング」がすでに本格化しつつある。現役の企業経営者として、2014年には日本のメディアや産業構造が大激変すると予測し、「クール革命」こそ激動時代を生き抜く鍵だと見抜いた著者が綴った出色の未来予測書。東京大学大学院情報学環教授・坂村健氏、グーグル(株)名誉会長・村上憲郎氏も推薦!

目次

第1章 クール・パワーを新しい国力へ
第2章 新時代への予感
第3章 「知」のグローバリゼーションからは逃げられない
第4章 web2・0体験記
第5章 クラウドの奇跡
第6章 アメリカから起こる21世紀の産業革命
第7章 提言

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

白義

11
ネットワーク技術の発達でもたらされる文化的大変動を予期し、日本もそれに対応すべく環境を整備して独自のソフトパワーを発信せよ、と言う提言。GoogleやAppleの解説など、Web2.0関係の本に書いてある内容をわかりやすくまとめた感じの内容で解説本としても悪くないが、YouTubeの衝撃に対応しいち早く公認と連携の道を選んだことなど、角川会長だからこその内容も合間に挟まり読ませる。内容自体よりも、現代の日本文化産業の紛れもない大帝国である角川グループの会長がこういう認識を持っていた、と知れるのが重要だろう2015/06/30

佐島楓

11
著作権などのテーマについてはクリエーター個々人の保護についてもっと言及していただきたかった。2013/06/07

いりあ

4
株式会社KADOKAWA取締役会長の角川歴彦氏が2010年に発表したクールジャパンに代表されるコンテンツビジネスやWeb2.0などネットビジネスについて論じた著書。当時、急速に勢力を拡大していたGoogle、Apple、Facebook、Amazonなど海外勢に完全に後れを取っていた日本の進む道を示そうとしていたのだと思う。日本独自のクラウドシステムなどの構築についても語られています。本書の中では2014年がターニングポイントになるとのことだったが、2020年現在の日本は…。2010/04/17

ペールエール

4
ネットというツール。 そのツールの中で可能性が拡がっている。 新しい世界を作るという可能性である。 リアルな社会を生きていくだけでなく、バーチャルの世界で情報を知り、人と繋がり、生活をする。 新しい生き方って部分までも考えさせられた一作でした。 2013/11/11

tomo

4
「日本、それも北海道にクラウドのデータセンターを作るべし」など、独自の提言を最後の章で展開しているのだが、その最後の章で語られている内容に残念ながらリアリティを感じられなかった。前半の客観的解説部分はわかりやすくてよかったのだが…。2010/04/02

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