内容説明
『SMAP×SMAP』『めちゃ×2イケてるッ!』など人気番組の放送作家で、森三中の大島美幸さんとの結婚でも知られる筆者が、プロデューサーからお笑い芸人までテレビ人の熱い「仕事術」をつづる。アエラ連載に大幅加筆。読めば元気が出て、最後はホロリとさせられる珠玉のストーリー。業界志望の就活生や、仕事に悩める若きビジネスマンにお薦め。
目次
01 放送作家・鈴木おさむのワザと考え方
02 背骨がブレない人の熱いキモチ
03 この方法で勝ってきた!意外なテクニック
04 悩んでるのはあなただけじゃない!
05 この時代だからこそ、めげない力
06 ダメな人からも学ぼう
07 テレビのなみだ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まめタンク
13
放送作家である鈴木おさむさん(めちゃイケなどを担当している)が書いた初のビジネス書。テレビ業界で起こった様々エピソードが2ページの短編エッセイにまとめられている。僕はこの本のタイトル(テレビのなみだ)を好意的に受け取ってしまった。涙言えば悲しい時に流れるもの、しかし、涙は嬉しい時にも流すし怒った時にも流すもの。その全部をひつくるめて(なみだ)と表現しているのだと思う。最後の「テレビのなみだ」の部分では涙がこぼれそうになった。テレビの涙、それは彼方を悲しませるものであり、暖めるものでもあります。2011/01/22
氷風
12
鈴木おさむって誰?なんとなく有名だけど大したコト・・・と言っていた過去をただ今反省しております(汗。こういうhow to本って結構なんやかんやでいちゃもんつけたくなる。けれど、これはどれもはっとさせられる内容、仕事に限らずあっ自分出来てるかなって思わず振り返りたくなる、まさに「ため」になる本だった。テレビの力は良くも悪くも巨大で、まさしく大きな力ともなり脅威ともなる。時々怒りを覚えることもあるけれど。やはりそこには夢が詰まっているのかもしれない。2012/05/25
なるみ(旧Narumi)
10
読んでみたら思いのほか熱心に読めた一冊。「自分への目線を下げる」等々、参考になったエッセイ集でした。2016/08/09
D21 レム
6
バラエティー番組を作っている放送作家で、森山中・大島さんの夫の本。ふとテレビをつけたらバラエティー番組をしていて、気がついたら最後までみてしまうことがあるが、それを仕組んでいる人。人のことをよく見ていて、人間くさく包容力がある人。「仕事に悩めるあなたへ」。奥さんのがん再発について嘘は言えないため、「わかりませんでした」と説明する医師。「情熱大陸」のスタッフの手法。嫉妬年表。目線を下げる技術。テレビを跳び出し、他の仕事もしてほしい。2013/08/24
くに1973
5
最終章の テレビのなみだは、泣かせるねぇ 最後だけでも 色々な人に読んでもらいたい!2023/05/19