内容説明
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ネコ島のネコの写真集決定版です。
野生動物の写真家として世界各地を訪れ、様々な動物を独自の視点で撮影することで有名な岩合光昭氏。その岩合氏がライフワークとして、1960年代から撮り続けてきたのがネコの写真です。
本書はネコ島として有名な、宮城県の田代島のネコを長年にわたって取材した写真の中から、選りすぐった作品を中心に構成しています。タイトルの『ハートのしっぽ』は田代島のネコの一匹で、しっぽの形がハート型にみえることから、「ハートのしっぽ」というニックネームがつけられました。写真集はネコ島の遠景からはじまり、漁港に到着し、この「ハートのしっぽ」が、島の中へと誘うような構成で編集されています。あたかも読者がこのネコ島に訪れて、自分がネコ島にいるような気持ちになれる構成となっています。
東日本大震災で傷つく前の生き生きとしたネコ島の暮らしが記録された、貴重な写真集です。
※この作品はカラー版です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mae.dat
111
ネコは天真爛漫で気ままに見えますが、この様に上手く共存できると良いですね。著者紹介ページの岩合さんが幸せそうで( ¨̮ )。2020/11/23
ゆみねこ
75
岩合さんの猫写真、大好き!これは田代島の猫たち、ハートのしっぽのにゃんこ、魅力的です。3年前、短時間だけど島に行ってきました。また機会を作って行きたいな~。2016/11/04
こころ
66
島の猫さんの暮らしがよく伝わる一冊。母子の写真が特にお気に入りです。島の人たちと猫さんたちの距離感がいいですね。岩合さんのファンになりました。2012/06/30
じょんじょん
44
猫島として有名な宮城県田代島、そこのにゃんこたちの岩合さん写真集。岩合さんの写真は、写真展や映画「世界猫歩き」でも観たけれど、その視点はいつも猫視点。にゃんこたちの、さまざまな豊かな表情を素敵に切り取って見せてくれます。ときにかわいく、ときに癒しに、ときに不機嫌で、岩合さんの切り取るにゃんずたちは自然でのびのび。かわいいハートのしっぽを見ている私たちの気持ちも開放してくれるようです。いつまでも、にゃんずたちが幸せに暮らせることを祈りたいですね。2019/07/16
ベーグルグル (感想、本登録のみ)
41
石巻の離島・田代島の猫たち。ハートのしっぽは模様かと思ったけれど、曲がった尻尾が角度によってハートに見えるんですね。流石の岩合さん。猫たちの自然な仕草、特に今回は子猫が多くて、子猫の仕草が本当に可愛いです。ココの猫達は人間と上手に共存出来ていて幸せですね。2018/02/07