内容説明
全世界でおよそ3000万人もの死者を生んだ第二次世界大戦。その終結から60余年が経ったが、現在でも世界のどこかでは戦火が上がっている。
なぜ人類は憎しみ合い、殺し合いを続けるのか?
本書では現在でも続く「アフガニスタン紛争」や「イラク問題」、「ソマリアの海賊問題」など23の紛争を取り上げ、対立する勢力のイデオロギーなどを解説。国際情勢に詳しくなくても紛争の“ワケ”が簡単に分かる一冊となっている。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
むらきち
3
後半のスーダン、ソマリアとアメリカ・ヨーロッパ編が知らなかった事が多く勉強になった。現代の海賊は完全にビジネスマンしてるし、アメリカのテロリスト学校とか特に驚いた。 全部読んで日本はどうかと考えると・・・日本って結構すごい。2013/01/16
cluain
2
世界中にはこんなにも紛争がおきているのかと、自分の無知さが恥ずかしい。。。2010/09/05
shimada1986
1
世界各地で生起した(している)紛争について非常に分かりやすくまとめられており、思考の整理に役立つ良著2019/03/22
まーじなる・まん
1
世界の主要な紛争が当事者それぞれの視点から書かれている。誤字がいくらか目立ったのが残念。2011/06/14
むーらん
1
知らないという事は怖いなと思った。中でも一番驚いたのはグルジア紛争で、グルジアとロシア両国とも米国の広告会社と契約を結び、国際世論を味方に付けようとしたこと。グルジアがロシアから独立しようとしているんだと勘違いしていた。2011/05/09