内容説明
リーダーに必要な思想とは何か。幕末維新の英雄・西郷隆盛が、心で描き行動で示してきたものの根幹を、折にふれ綴った手紙や詩文、ふと漏らした言葉の中に見出す。今なお賞賛される生涯とその心情に迫る。
目次
1 詩と語録(人を相手とせず、天を相手にせよ―西郷南洲遺訓 夢幻の名利を争わず―詩と人生 詐謀と至誠のはざまを生きて―書簡でつづる我が人生と革命)
2 西郷隆盛論―政治家の原像(英雄 革命 退場)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
吟遊
7
良書だと思うが、ちょっと訳・解説がくどいか。遺訓のところが一番よい。2020/01/17
Като́н
0
よくまとまっているのに、力みすぎて詩の訳が臭すぎるという意見はわかる。 「支配者として一国の政治を行うとのは天の道を実践することである。だからそこには少しの私心もあってはならない。心を公平に配り、正道を踏み、賢人を選んで用い、その役職に相応しい人物に政治を行わせるのが天の意だ。いくら国家に勲労があったといっても、その役職に相応しくない人物に職を与えて褒賞とするのは一番いけないことだ。官職は人物本意で委任し、功績には俸禄を持って賞しておくべきである」2024/01/29
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