角川文庫<br> クレイジーボーイズ

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角川文庫
クレイジーボーイズ

  • 著者名:楡周平
  • 価格 ¥858(本体¥780)
  • 特価 ¥429(本体¥390)
  • KADOKAWA(2013/09発売)
  • ポイント 3pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784043765096

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内容説明

世界のエネルギー事情を一変させる画期的な発明を成し遂げた父が謀殺された。特許権の継承者である息子の哲治は、絶体絶命の危地に追い込まれるが……時代の最先端を疾走する超絶エンタテインメント。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

紫陽花

40
経済ものを多く執筆されている楡周平さんの小説。昨今、急激な気候変動対策として脚光を浴びている水素燃料をめぐる特許問題を絡めた話です。地球環境に良い水素。このことは万人が認めています。ただ、水素燃料に急速に切り替えが進むと弊害も出てくるのですね。普段、新聞やニュースで報道されていない裏側の話も知ることができて良かったです。2023/07/24

ピップ

30
車の水素燃料に関する画期的な発明をして、特許をめぐって会社と裁判していた父が殺された話。思っていたほどクレイジーではなかった。もっと複数の青年が無茶をやりつつ真相に迫る話と思っていた。最後はだいぶクレイジーだったけれど、計画的な感じもあって、これはこれでおもしろかったです。ラストは衝撃というか目から鱗というか。このトリックを書きたかったんだろうな~。知ってしまえばなんてことないけれど、十分驚きました^^2023/01/02

Syo

25
そう来るかぁ2022/06/27

Fondsaule

18
★★★★☆ 水素エンジンの基本特許を個人で取得した研究者の父。 膨大な利権の絡む特許を巡り謎の死を遂げる。 闇を暴きに行動したのは息子だった。2023/06/22

読み人

10
特許を巡る争いで謀殺された父を持つ主人公。日米それぞれの舞台で展開する復讐劇。ラスト日本を舞台に行われる襲撃事件ではあまりにも完璧な展開で痛快。多少完璧すぎたが全体としてはキレイに纏まった良作。2016/10/20

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