朝日ノベルズ<br> いつか、勇者だった少年

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朝日ノベルズ
いつか、勇者だった少年

  • 著者名:秋口ぎぐる【著】
  • 価格 ¥950(本体¥864)
  • 朝日新聞出版(2013/03発売)
  • ポイント 8pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784022739322

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内容説明

少年はかつて異世界で“勇者”として戦い、魔物を倒して帰還した過去をもつ。平凡な日常にうんざりし、再び異世界の非日常に戻ることを心待ちにしていた彼のもとに、異世界人が現れた――。魅力的な“悪”が活躍する長編ライトノベルファンタジー。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

こた。

2
異世界に召喚されて勇者になった少年が、現実社会で腐っていた。そんな時、異世界の「大使」が魔法を持ち込んだ。さぁ!って盛り上げって行く感じの小説じゃない。在りし日の回顧録といった内容。もっと続くといいな。ただ、あとがきの持ち上げ方はやりすぎだと思う。紹介されてる作品をほとんど全部読んでる自分としては言いたい意味はわかるけど。2012/08/04

ぽに

1
異世界転生から戻ってきた後という珍しい設定。しかも主人公は、異世界で一緒に戦った女の子から「真っ先に死ね」と言われるような男。非日常を求めたり、そちらの世界を求める気持ちはなんとなく分かる。ちょっと厨二病こじらせてるくらいならいいけど、彼の場合は手段や思考がクズ。頭の回転が速い割には抜けてるというか、簡単に言えば子供。え、どうなったの?という部分もあるので、若干消化不良な感が残った。2020/07/14

akiu

1
「冒険が終わった後」の話。舞台設定と、全体的に押さえ気味で思わせぶりな文章が、「摩陀羅 天使編」みたいだなぁと思いながら読みました。主人公は異世界に魅せられ性格が歪んでしまったのか、もともと歪んでたのか…。その辺の人物像の形成過程が描けてないので、(作者の)悪趣味が前に出ただけのように感じられてしまったところは残念です。秋口さんらしい、面白い着眼点だとは思います。2013/09/11

jingi

1
ファタンジー帰還兵問題。数多ある異世界冒険物の中でこういう輩が居ても良い。語り口や描写は淡々としていて読み物としてのカタルシスはあんまりない…が、本で書かれてる以外でも物語が続いてそうな感じがして嫌いじゃない。2013/04/25

p-こ

1
主人公のすかした性格を文章で表わしているんだろうけど、中途半端。中身がありません。なにより解説で絶賛している意味がわかりません。2011/04/22

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