内容説明
「ウサ」を感じない人など、一人もいないだろう。「ウサ」とは、言い換えれば、誰にでも襲ってくるストレスのことなのだから、晴らさなければ身や心がもたない。本書は、名精神科医が遺した、「ウサ」=「ストレス」にいかに対処し、軽減し、うまく生きていくかを解説した、「読むクスリ」である。具体的には、仕事、人づきあい、夫婦、人生、親子など、身近にある「ウサ」を晴らす考え方や行動について紹介している。「上司へのうっぷんを楽しく発散するあの手この手」「悪口が好きな相手は反面教師として扱え」「自分を表現すれば心の不満は簡単に解消できる」「“うまくいかない=自分はダメな人間”ではない」「人生にはいつでも最善手が待っている」など、たまったウサが、スーッと消えていくヒントがいっぱい。ウサを晴らすためには、いつまでもウサの場にとどまっているのではなく、早くそこから飛び立つことを考えよう。うそみたいに心が晴れる本。
目次
第1章 仕事の「ウサ」の晴らし方(自分なりの趣味をもって心に余裕と活力を与えよう 上司への鬱憤を楽しく発散するあの手この手 ほか)
第2章 人づきあいの「ウサ」の晴らし方(信頼できる友人をつくるには、まず相手の話に耳を傾けよう 「嫌な人間」と思い込むより相手の長所と向き合おう ほか)
第3章 夫婦の「ウサ」の晴らし方(妻の笑顔を見たければ愛情を言葉や態度で示そう 女性の長電話はストレス解消と割りきろう ほか)
第4章 人生の「ウサ」の晴らし方(新鮮な感動を得られるかどうかは心の持ち方で決まる 自分を表現すれば心の不満は簡単に解消できる ほか)
第5章 親子の「ウサ」の晴らし方(子どもとの語り合いにはスケールの大きな話を持ち出そう 言葉で説教するよりも親の生き方を示そう ほか)