内容説明
広島・呉で、弱者の苦悩に直面し、サポートを続けている法律家が、そのノウハウを初めて開陳。『カバチタレ!』『特上カバチ!!』の誕生秘話にあなたは涙する!「町の法律屋」が指南!身内、友人、ご近所、会社、悪徳業者、ヤクザ……「弱者がバカをみない」法律テクニック!!法律の世界は、「お人よし」ほど損をする!
目次
第1章 「弱者」は骨までしゃぶられる
第2章 僕は「町の法律屋」
第3章 化かし合いはゴネるが勝ち!
第4章 強欲な相手とケンカする方法(悪徳業者・ヤクザに負けない技術 ゴーマン経営者をギャフンといわせる 身内・近隣の懲りない面々に一矢を報いる)
第5章 法律家を使って「カバチ」をたれろ
第6章 法を生かすも殺すも「人間」
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ごへいもち
16
1968年に呉市に生まれ、両親が飲食店を営んでいたというのにこの極貧ぶり、授業料が払えなくて高校中退…と延々と続く苦労話には驚いた。それでも、またはそれだから?法律の資格を取り庶民に頼られる法律屋として活躍という根性に頭が下がる2011/11/28
tam_tam
5
法律読本としては読みやすいものの、かなり薄口ですから、生活に役立つような内容とは思えず。原作漫画が好きな人が、原作者の自叙伝として読むなら、それなりに面白いかも。2014/08/28
ドッグマスター
2
実際に役立ちそうな情報が多く、参考になった。なんにせよ、法律はツールであり、使い手次第ということやな。勉強しよう。2012/07/09
gasparl
2
恐らくドラマ化に当て込んだ「特上カバチ」(漫画)の公式副読本とのことでしたが、内容は「交渉の場は密室ではなくファミレスで」「簡単にサインやはんこを押さない」「録音をする」「裁判は思うほど怖いものではない」等、実務家の体験、また田島氏個人のが体験がベースになっています。二時間かからずにあっさり読めるので、そういう意味では漫画の原作の方と併せて読める軽さという。法律を勉強してみようかなと思えるような内容でした。2010/06/24
おそばやさん
0
2017年25冊目読了。図書館本15冊目。マンガからのステップアップとして最適2017/05/13