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内容説明
八世紀に成立した律令制が、「子を育ていつくしむ母」を「子を省みない母」に変えた――。今から一三〇〇年前に生まれた家族関係のゆがみを、『日本霊異記』を中心にした文学の中に読み解く画期的な試み。
目次
序章 古日本「家族」誌のために
第1章 母と子
第2章 父と子
第3章 親和と対立―七世紀の親子関係
第4章 制度の中の家族と親子―八世紀家族の成立
第5章 ゆらぐ家族―『日本霊異記』と八世紀
終章 山上憶良の歌う家族
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