内容説明
18歳の遥香は、二人の上級生に出会う。自主映画を撮る徳明、演劇部を主宰する修平。二人の間でゆれながら、初恋に別れをつげて、女優へ。忘れられない思いを胸に、月日は流れた。そして再会、「ずっと好きだった」。だが若い日という川は海へ出てもう、もどれない。人生の光と影を知り、大人になった三人。全編に流れる、甘く苦い青春の郷愁、大人になっても消えない恋のときめき。懐かしくてドラマチック、心にしみる恋愛小説。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆうこ
3
☆☆ありえない話だけど、でも読了後は爽快になります。2014/03/26
ゆい
2
最初は美人の遙香がいかにモテるか書いた本だと思っていたけど、これは途中で止まらなくなった!これこそドラマにしてほしい。結局は愛を貫いた二人の周りはガタガタなんだけど、本の中だからこそ許される世界観が素敵でした。2013/12/24
mari
2
人を愛し、愛される喜び、苦しみ、切なさが詰まった一冊。ずっと、ただ一人を思い続ける強さに心を打たれた。2011/09/27
あざすたしあ
2
若い女優と、演劇青年と、映画青年の三角関係をベースに描かれるラブストーリー。難病、芸能界、メロドラマ、親の過去?? などなど、韓国ドラマあるいは昼ドラにぴったりの作り。でも意外なシーンでちょっと泣けました。脇役の大人たちがリアルに描かれてるので、設定がべたでも安心して読めます。たまにはこういう話にひたるのも楽しいと素直に思いました。2010/01/27
れきら
1
木曜9時のテレ朝ドラマ。2010/05/25