内容説明
錦糸町のラブホテル街の片隅に小さな探偵事務所を構える涸沢。元刑事の冴えない中年探偵につけられた綽名は賞金屋。かつての上司から連続猟奇殺人事件捜査の協力を求められ、渋々動き始めた涸沢が辿り着いた先にあったものは……。『裏金街』の著者が放つ、驚愕のサイコ・ミステリー!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぷっくん
42
246ページの薄めの本。でも読み終えた後はスッキリ!元警察官の探偵が一つの事件を探っていくんですが、サクサクと物語が進んでいき、あっという間に読了!なかなか面白かった!まとめ方がうまいと思います、警察ものが好きな人にはオススメですね、ムダの無い描き方をする作家さんだと思います。☆4つ!2015/08/09
りく
1
錦糸町のラブホテル街の片隅に小さな探偵事務所を構える涸沢。かつての上司から連続猟奇殺人事件捜査の協力を求められしぶしぶ動き始めた涸沢が辿り着いた先にあったものは…?■全体的にイマイチですね。犯人に迫るまでがご都合主義過ぎて、何とも、何とも。ミステリとしては残念。やりたいことは分からなくもないですが、ハードボイルドものとしても、厳しいかと。東さんのススキノ探偵シリーズを思い出して比べてしまった。。。2016/09/19
ワンモアニードユー
1
前作同様、「もっと分厚くできるのに」と思うほど、物語に引き込む割にはサラッと終わらせている感じです。 この倍くらいの分量でも楽しめたと思いますが。 新堂冬樹さんや黒川博行さんくらいの厚さがあってもいいですね。 続編があるということを知りましたので読んでみます。2015/04/01
chiro
1
ハードボイルド物+猟奇殺人物。と云ったカンジかしら?なかなか読ませます。2012/01/03
亀之助
1
元刑事の探偵屋。連続極悪犯を追うが、ドロドロした感じは無く裏町を舞台にしていて楽しめる。錦糸町の裏町の様子が実に楽しいね。2011/11/14